WordPressとは?
WordPressテーマについて解説する前に、「そもそもWordPressとは何か」について解説します。 WordPressについて分かっている人は、読み飛ばしていただいても大丈夫です。
WordPressは人気No.1のCMS
WordPress(ワードプレス)は、日本でも世界でも人気ダントツNo.1のCMS(コンテンツ管理システム) です。
WordPressは元々、ブログを作成するために開発されたCMSです。 しかし今では、一般的なホームページ作成にも適しているCMSになっています。
ちなみに、世界のWebサイトの40%がWordPressを導入 しています。 また、CMSを導入している日本のWebサイトでは、WordPressが80%以上ものシェア を占めています。
今では、ホームページ制作会社などのプロが制作するWebサイトでも、WordPressが導入されていることが多いです。
WordPress以外のCMSもありますが、WordPressのシェアが圧倒的に大きいです。圧倒的なシェアを占めているからこそのメリットがたくさんある ため、さらにWordPressのニーズが高まっているのが現状です。
リュウ
WordPressは利用者数が圧倒的に多いからこそ、今も発展し続け便利になり、さらに利用者数が増えているという好循環になっています。
初心者 ハナ
利用者数が多いCMSだからこそ、便利に安心して使えるのですね。
CMSとは
数あるCMSの1つがWordPressです。
CMSとは、「Contents Management System」の略で、簡単に言うと「サイトを作成・運営できるシステム」 です。
一般的にWebサイトは、HTMLやCSSなどの言語を用いて、1ページずつ作成し管理しています。 Webサイトを変更する際は、変更するページのファイルを開き、ページごとに変更作業が発生します。
一方、CMSを導入しているWebサイトは、データベースに個別に保存されている「テキスト・テンプレート・画像」などのデータを、CMSが呼び出して構成することでWebページを生成しています。 CMSを使うための管理画面が用意されており、HTMLやCSSなどの言語を扱える専門知識がなくても、Webサイトを作成・管理ができるようになっています。
イメージとしては、MicrosoftのWordを使うような感覚でページ作成ができます。 Webサイトに関する設定も、管理画面にて行うことができます。 そのため、本来はプロに依頼しないとできないようなページの作成や変更を、初心者でも簡単にできるのです。
WordPressは、Webサイトの作成・運営において、初心者に限らず多くのプロにも利用されているCMS です。
初心者 ハナ
ファイルごとではなく、管理画面でサイト全体を管理できるのは便利ですね。
リュウ
煩雑なサイト管理が容易になるCMSは、Web業界のプロにも、たくさん活用されています。
WordPressのメリット
ホームページやブログの作成に、WordPressを導入するメリットについて解説します。
無料で利用できる
WordPressは無料で配布されている、オープンソースのソフトウェアです。誰でも公式サイトからダウンロードして、無料で使うことができます。 継続して使うための利用料金も要りません。
ただし、WordPress自体は無料であっても、Webサイトとして公開するためのドメインやサーバーは自分で用意する必要があり、その費用は掛かります。
また、オリジナルのWordPressテーマを作成するには専門知識が要るため、実際のWebサイト作成はプロに依頼している場合も多いです。 ちなみに、WordPressテーマとは「サイト全体のデザインや機能を決めるテンプレート」のようなものです。 WordPressテーマについては、後ほど詳しく解説します
当サイトでご紹介している「WordPressテーマを活用」とは、販売されているWordPressテーマを利用することで、初心者でもWordPressサイトを自作する方法です。 WordPressテーマを購入する費用は要りますが、オリジナルテーマ作成を依頼する費用より、圧倒的にコストダウンできるメリット があります。
初心者 ハナ
リュウ
完全無料で使えるのも、WordPressの利用がここまで広まった、大きな理由の1つです。
簡単にページの追加・変更ができる
WordPressを利用すれば、初心者でも簡単にWebサイトのページ追加や変更ができます。 HTMLやCSSなどを扱えるWebの専門知識不要です。
管理画面が用意されているので、ブログやMicrosoft Wordを使うような感覚で利用できます。
もちろん、WordPressの使い方を習得する必要はあります。 とは言え、WordPressについての本がたくさん販売されていますし、分かりやすく解説している記事がネット上ですぐ見つかるので大丈夫です。 使いこなしている初心者はたくさんいるので、心配不要です。
また、WordPressテーマを購入した場合は、販売元が分かりやすいマニュアルを用意していたり、サポートがある場合もあります。 WordPressを使えるか不安な方は、サポートがあるか確認してから購入してください。
初心者 ハナ
リュウ
最初は少し戸惑うかもしれませんが、使い始めれば、すぐに慣れます。Webの専門知識ゼロの初心者でも、心配は要りません。
豊富なプラグインがある
標準のWordPressにはない機能を、簡単に追加できるのがプラグイン(拡張機能) です。
WordPressでは、無数のプラグインが配布されています。 一部、有料のプラグインもありますが、多くは無料です。
しかも、無料とは思えないほど高機能なプラグインがたくさんあります。
Webサイトでしたい機能を簡単に追加できるのは、WordPressの大きな魅力の1つ です。
ただし、プラグインの入れすぎには気をつけてください。 余り入れすぎると、プラグイン同士のバッティングで、不具合が出る場合があります。
また、セキュリティの観点から、開発が止まっていないメジャーなプラグインのみを入れるようにしましょう。
リュウ
プロに依頼していたら高額な費用が掛かる機能も、プラグインを利用すれば、無料で機能追加できます。
初心者 ハナ
WordPressの情報は入手しやすい
マイナーなCMSを使ってしまうと、分からないことがあってネット検索しても、情報がほとんどないことがよくあります。 しかし、WordPressは利用者数が多いので、情報を入手しやすいです。
WordPressの使い方やカスタマイズ方法など、ネット検索すればすぐに情報を見つけることができます。 WordPressで疑問に思ったことはだいたい、ネット検索すれば、どこかのページに載っています。
日本でも大きなシェアを占めており、利用者数が圧倒的に多いWordPressならではのメリット です。
また、WordPressに関する本がたくさん販売されているので、本で体系的に学習することもできます。
リュウ
利用者数が多いからこそ、WordPressに関する情報発信をしているネット記事や本も多いです。
初心者 ハナ
WordPressについて知りたいことが、検索してすぐ出てくるのは助かります。
WordPressのデメリット
ホームページやブログの作成に、WordPressを導入するデメリットについて解説します。
サーバーへの設置は少し面倒
WordPressを利用するには、まずサーバーにWordPressをインストール する必要があります。
インストールするには、公式サイトからダウンロードしたWordPressのデータ一式をサーバーにアップロードして、様々な初期設定をしなくてはいけません。 Webサイトとしてインターネット上で表示させるために、ドメインやデータベースとの関連付けも必要です。
本来は少し面倒なのですが、多くのレンタルサーバーでは、WordPressの「簡単インストール機能」があるので、その心配は要りません。
WordPressを公式サイトからダウンロードする必要もなく、レンタルサーバーの管理画面から最短1分でインストールが完了 します。 データベースとの関連付けも自動的に行なってくれるレンタルサーバーも多いです。
レンタルサーバーを申し込む際は、WordPressの簡単インストール機能があるか確認しておきましょう。 ちなみに、当サイトでご紹介しているレンタルサーバー はすべて、WordPress簡単インストール機能があります。
初心者 ハナ
WordPressをFTPソフトでアップロードして、自分でインストールするなんて絶対無理です。
リュウ
WordPress簡単インストール機能を使えば、誰でも簡単にインストールできるので大丈夫です。
サイトの表示速度が遅くなる場合がある
WordPressなどのCMSが導入されていない、主にHTMLとCSSで作成されたWebサイトは、読み込むファイルがシンプルなので、表示速度が比較的早いです。
しかし、WordPressを導入していると、Webサイトの表示速度が遅くなりがちです。 これは、アクセスの度にデータベースからデータを呼び出し、Webページのファイルを生成する、動的なWebサイトだからです。
表示速度が遅いWebサイトは、アクセスしてくれたユーザーが離れてしまう傾向があります。 また、SEO(検索エンジン最適化)の観点でも、表示速度が遅いWebサイトは、検索順位に悪影響を及ぼします。
ただ、今のレンタルサーバーは、WordPressサイトを意識して、高速表示対策をされていることが多いです。 レンタルサーバーについてはレンタルサーバー【おすすめTOP5】 をご覧ください。
初心者 ハナ
レンタルサーバーが、WordPressの高速化対策をしてくれているなら安心ですね。
リュウ
高速化されているとは言え、大容量の画像や動画を、たくさん載せていると重くなるので、気をつけましょう。
WordPress自体のサポートはない
WordPressは誰でも無料で利用できるのですが、WordPressの開発元からのサポートはありません。 WordPressを利用してホームページ作成する中で困ったことが起きても、自己責任で解決することになります。
ただし、有料のWordPressテーマを購入して作成する場合、WordPressテーマの提供元からサポートしてもらえる場合があります。 WordPressテーマを購入する場合は、サポート内容も確認しておきましょう。
初心者 ハナ
無料で使えるなら、サポートがなくても仕方ないですよね。
リュウ
WordPressで困ったときは、ネット検索して調べれば、だいたい解決できます。
セキュリティのリスクがある
WordPressは世界的な人気があり利用者が多いので、ハッカーの攻撃対象とされることがあります。 セキュリティ対策を行っていないと、WordPressやプラグインの脆弱性を突かれた攻撃を受けてしまう可能性 があります。
WordPressを利用する上でのセキュリティ対策として、WordPress本体やプラグインのバージョンを常に最新にしておくことが重要です。 WordPress自体のセキュリティ能力は、ハッカーの攻撃能力を超えられるように、進化し続けています。 WordPressサイトを運営する上で、最新バージョンを使うことは、最低限のセキュリティ対策です。
また、使用するプラグインにも注意しなくてはいけません。 WordPressのプラグインは無数にありますが、可能な限りメジャーなプラグインのみを使用しましょう。 マイナーなプラグインは、脆弱性を放置したままのプラグインもあり、セキュリティ的なリスクが高まります。
中には、開発が止まってしまいWordPressのバージョンに合わなくなり、正常に使えなくなる場合もあります。 プラグインを追加する場合は、最終更新されてからの期間を確認してください。 もし、1年以上更新されていないようであれば要注意です。
初心者 ハナ
リュウ
レンタルサーバー側でも様々なセキュリティ対策がされているので、必要以上に不安にならなくても大丈夫です。
自分でバージョンアップをする必要ががある
ホームページ作成サービス であれば自動的にバージョンアップされるので、利用者は何もしなくても最新バージョンを利用できます。
しかし、WordPressは、利用者がバージョンアップを行う必要があります。
新しいバージョンがリリースされたときは、管理画面に分かりやすく通知が表示されます。 バージョンアップ自体は何も難しいことはなく、管理画面の操作でワンクリックで完了 します。
ただし、バージョンアップ後には、問題なくWebサイトが表示されているか、機能しているか、すぐに確認する必要があります。 バージョンアップしたことにより、WordPressの最新バージョンとプラグインの最新バージョンの仕様の関係で、不具合が出ることがあるからです。
もし、自分でバージョンアップすることが不安であれば、プロに依頼しましょう。
リュウ
バージョンアップすることで、機能や性能の改良以外に、セキュリティ強化もされています。
初心者 ハナ
セキュリティ対策のためにも、WordPressを常に最新バージョンにしておかないといけませんね。
WordPressテーマ おすすめTOP 5を見る
WordPressを利用したサイトに必要なもの
WordPressを利用したWebサイト作成をするにあたって、最低限必要なものは以下の3つです。
独自ドメイン
レンタルサーバー
WordPressテーマ
独自ドメイン
ドメインとは、インターネット上の住所のようなもの で、当サイトであれば「hp-labo.com」がドメインです。 Webサイトをインターネット上に公開し、誰でもアクセスできるのは「https://www.hp-labo.com」のようなURLがあるからです。 URLに使うドメインは、お名前.comなどの『ドメイン取得サービス 』で購入することができます。
低価格で取得できる!ドメイン取得サービス【おすすめTOP5】
レンタルサーバー
サーバーとは、Webサイトのデータなどを保管しておくコンピューター です。 WordPressも含めたWebサイトのデータを、サーバーにアップロードすることで、インターネット上に公開できます。
本来は取り扱いが難しいサーバーを、初心者でも簡単に使えるようにしたサービスが『レンタルサーバー 』です。
WordPressに最適!レンタルサーバー【おすすめTOP7】
WordPressテーマ
WordPressそのものだけでは、Webサイトとして機能しません。 そこで必要になるのがテーマです。
WordPressのテーマは、Webサイトのデザインや機能を決める雛形 のようなものです。
テーマは自分で作ることもできるのですが、HTMLやCSS、WordPressの関数などの知識が必要なので、初心者には無理です。 初心者は既存のテーマを探して、自分のWebサイトに合ったテーマを使用しましょう。
WordPressテーマとは?
WordPressを利用したWebサイト作成に必要な、WordPressテーマについて解説します。
WordPressテーマはデザイン・機能に関わるファイル群
WordPressテーマとは、サイトのデザインや機能に関わるファイル群 です。 テーマには、役割を担った複数のファイルが集まっており、そのテーマを適用させることで、Webサイトのデザインや機能が決まります。
適用させるテーマを別のテーマに替えるだけで、簡単にWebサイトのデザインや機能を変えることができます。
リュウ
WordPressテーマないでは、WordPressサイトは成立しません。WordPressテーマによって、サイト全体のデザインや機能が決まります。
初心者 ハナ
WordPressテーマを替えれば、全然違う雰囲気のサイトにもできるのですね。
テーマとテンプレートの違い
「テンプレート」という言葉はWordPress以外でもよく聞きますが、「テーマ」は聞き慣れないかもしれません。 WordPressの「テーマ」を初めて知ったとき、「テンプレートではないのか?」と思われた人もいるでしょう。
似ているように感じるかもしれませんが、WordPressでは「テーマ」と「テンプレート」は別物 です。
WordPressで言う「テンプレート」とは、テーマの中にあるファイルで、一部のページのデザインを担っているファイルのことです。 例えば、固定ページのデザインを担当している「page.php」、記事詳細ページのデザインを担当している「single.php」などのファイルです。
そのようなテンプレートも含めたファイル一式を「テーマ」と言います。
リュウ
まだWordPressを使ったことがない人には、WordPressにおける「テーマとテンプレートの違い」は分かりにくいと思います。今は分からなくても、気にしなくて大丈夫です。
初心者 ハナ
WordPressを使い始めてみないと、ピンとこない概念ですよね。
WordPressテーマを選ぶポイント
WordPressテーマを選ぶ上で注目したいポイントは、以下の通りです。
無料か有料か
国内製か海外製か
作成したいサイトのタイプに合っているか
SEO対策がされているか
レスポンシブWebデザイン対応か
カスタマイズしやすいか
デザイン性はどうか
マニュアルやサポートは用意されているか
無料か有料か
WordPressテーマは、大きく「無料」か「有料」に分けることができます。 それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
無料のWordPressテーマについて
WordPressテーマには、無料のテーマもたくさんあります。 無料のWordPressテーマは主に、下記の方法で探すことができます。
WordPress管理画面内の「テーマを追加」から探す
WordPressの公式サイトから探す
無料のWordPressテーマの最大のメリットは、そのままですが「無料であること」です。 費用を掛けずに利用できます。
逆にデメリットとしては、有料のテーマと比較するとデザイン面や機能面、使い勝手で劣ることが多いです。 また、継続して開発されていないことも少なくなく、最新バージョンのWordPressと合わなくなり、セキュリティ的なリスクを増やす原因にもなり得ます。
もし、無料でピッタリのテーマが見つかればラッキーです。ビジネスではなく、趣味などで個人的に利用するなら無料テーマでも良いでしょう。
初心者 ハナ
無料で気に入ったテーマがあるなら、無料のWordPressテーマでも良いですよね?
リュウ
趣味のブログ程度なら無料でも良いと思いますが、会社などのホームページやアフィリエイトサイトに使うなら、無料のWordPressテーマはオススメできません。
有料のWordPressテーマについて
無料のテーマもたくさんある中で、有料のテーマが販売されています。 有料のWordPressテーマは主に、以下の方法で探すことができます。
WordPressテーマを販売しているサイトから購入する。
ホームページ制作会社などに依頼して、オリジナルのWordPressテーマを作成してもらう。
「無料のもたさくさんあるのに、なぜ有料のテーマを買うのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。 やはり、有料のWordPressテーマには、無料テーマにはないメリットがたくさんある からです。
有料のWordPressテーマの最大のメリットは、無料のテーマと比較すると、デザイン面や機能面で優れたものが多いことです。
また、継続して開発されていて随時、バージョンアップされている安心感があります。 バージョンアップにより、WordPressの最新バージョンや、変化が早いWebを取り巻く環境に対応されています。
個人的な趣味でWordPressを利用する場合は、これらのメリットは余り気にしないかもしれません。 しかし、会社や店舗のホームページ、収益化を感がているWebメディアなど、ビジネスで利用する場合は、とても重要なポイントになります。
リュウ
会社のホームページやアフィリエイトサイトなど、ビジネス利用の場合は有料のWordPressテーマがオススメです。
初心者 ハナ
しっかり継続して開発されている、有料のWordPressテーマなら安心して長く使えますね。
国内製か海外製か
WordPressテーマは、大きく「国内製」か「海外製」に分けることができます。 それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
国内製のWordPressテーマについて
国内製のWordPressテーマとは、日本人のクリエイターが開発したWordPressテーマ を指しています。 管理画面が日本語に完全対応しているので、英語が苦手な人でも使いやすいです。
また管理画面の言語の問題以外に、デザイン自体が「日本語のWebサイト作成をする」ことを前提に作られています。 基本的には、国内製のWordPressテーマを使用することをオススメします。
リュウ
特段の理由がない限り、国内製のWordPressテーマを使うことがオススメです。
初心者 ハナ
やっぱり日本語に完全対応しているWordPressテーマが良いですよね。
海外製のWordPressテーマについて
海外製のWordPressテーマとは、海外、主に英語圏のクリエイターが開発したWordPressテーマ を指しています。 管理画面が英語など、日本語以外の言語になっているので、外国語に抵抗がない人であれば使えると思います。
もし、言語の問題がクリアできるなら、国内製にこだわらない方が、選べる範囲が広くなるメリットはあります。
リュウ
英語に抵抗がない人であれば、海外製のWordPressテーマでも良いかもしれません。とは言え、ほとんどの人には国内製のWordPressがオススメです。
初心者 ハナ
気に入るWordPressテーマが海外製にしかないのなら、海外製を選ぶのも仕方ないですね。
作成したいサイトのタイプに合っているか
WordPressテーマを利用して作成するサイトは、大きく以下の2つに分かれます。
記事投稿が主になる「ブログ」に向いているテーマ
会社のホームページなどの「コーポレートサイト」に向いているテーマ
上記のどちらかのみ対応しているテーマもあれば、どちらにも対応しているテーマもあります。
あなたが作成したいサイトのタイプに合っているか、確認した上で購入しましょう。
リュウ
ブログやWebメディアであれば「ブログ」、会社や店舗などのホームページであれば「コーポレートサイト」のタイプに向いているWordPressテーマを探しましょう。
初心者 ハナ
まずは、自分が作りたいサイトがどのタイプなのか、ハッキリさせないといけませんね。
SEO対策がされているか
サイトを作成するからには、アクセスを増やして集客や売上などのコンバージョンにつなげたい人が多いでしょう。 アクセスを集めるためには、検索結果の上位に表示されるようSEO対策をしなくてはいけません。
SEO対策と言っても様々ですが、以下のような対策がされているか確認してください。
ページごとにtitle・description・canonicalを設定できるか。
高速表示のための対策がされているか。
スマホ対応ができるか。
Google AnalyticsやGoogle Search Consoleと簡単に連携できるか。
パンくずリストを設置できるか。
低品質ページにnoindexタグを設置できるか。
リュウ
SEO対策と言っても、できる施策は様々あるので、上記を中心に何ができるか確認してください。
初心者 ハナ
WordPressテーマ自体がどこまで対策されているかもですが、管理画面の設定で何ができるかも大切ですね。
レスポンシブWebデザイン対応か
スマホからのアクセスが半数を超える現代で、サイトのスマホ対応は必須 です。 そして、SEO対策としてもスマホ対応は欠かせません。
スマホ対応させる方法として、Googleも推奨している「レスポンシブWebデザイン」 に対応しているWordPressテーマか確認しましょう。
初心者 ハナ
今どき、スマホで見にくいサイトはユーザーに嫌がられますよね。
リュウ
はい、ユーザーはもちろん、Googleにも嫌われます。現在販売されているメジャーなWordPressテーマは、ほとんどレスポンシブWebデザイン対応ですが、一応角確認しましょう。
カスタマイズしやすいか
HTMLやCSSなどの専門知識があれば、WordPressテーマをカスタマイズすることができます。 しかし、初心者は難しいので、自分の理想のサイトに近づけるために、専門知識ゼロでもカスタマイズできる機能があると便利です。
そして、カスタマイズできるなら、何をどのようにカスタマイズできるのかを確認してください。
リュウ
キーカラー、レイアウト、機能などを管理画面の簡単な操作でカスタマイズできるWordPressテーマだと使いやすいです。
初心者 ハナ
WordPressテーマのデフォルトのままだけでなく、カスタマイズして少しは個性を出したいです。
デザイン性はどうか
CSSなどを使用して自分でカスタマイズできるスキルがない限り、WordPressテーマ自体のデザインがすべてになります。 テーマのデザインはどうか、設定で色を変えたりはできるのかを確認してください。
マニュアルやサポートは用意されているか
WordPressテーマの設定などで不明点があったとき、マニュアルやサポートがあれば安心です。 WordPressの使い方に慣れている人ならマニュアルをほとんど見なくても使えるかもしれませんが、初心者なら必要だと思います。
また、マニュアルを見ても分からないようなことが発生したとき、問い合わせできるサポートがあると安心です。
リュウ
メールで問い合わせできなくても、そのWordPressテーマのユーザー限定の「サポートフォーラム」が用意されている場合もあります。
初心者 ハナ
サポートフォーラムがあれば、テーマ開発チームだけでなく、他のユーザーと情報交換できるから、サイト運営に役立ちますよね。
WordPressテーマ おすすめTOP 5を見る