飲食店のホームページは自作で!作成方法や自作できるサービスを解説
飲食店のホームページを自作するメリット&デメリットは?
飲食店のホームページを自作する方法は?
飲食店のホームページに載せるコンテンツって何?
今回は、飲食店のホームページ自作に関する、上記のような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 飲食店がホームページを自作するメリット&デメリット
- 飲食店のホームページを自作できるサービス5選
- 飲食店のホームページでよくあるコンテンツ
- 飲食店のホームページ自作のコツ
本記事の執筆者
こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。
本記事は、以下のような人にオススメです
- 飲食店のホームページを自作しようか迷っている
- 飲食店のホームページを自作する方法を知りたい
本記事を読むことで、飲食店のホームページ自作について知ることができ、飲食店のホームページを自作するか検討するための判断材料になります。
結論を先に言うと
飲食店のホームページは、自作することで多くのメリットがあります。
メリットがデメリットを上回る場合は、本記事や当サイトを参考にして、ぜひ自作に挑戦してみてください。
では、飲食店のホームページ自作について徹底解説していきます!
このページの目次
飲食店のホームページは必要?
飲食店のホームページ自作について解説して行く前に「そもそもホームページは必要なのか?」という疑問にお答えします。
結論を先に言うと、ホームページは飲食店にとって必須のツールと言えます。
飲食店のホームページには、主に以下の3つの役割があり、飲食店の運営に欠かせません。
- 新規のお客様の来店を増やす。
- 既存のお客様へ情報発信をする。
- スタッフを募集し採用につなげる。
新規のお客様の来店を増やす
お客様が飲食店を探すとき、まずインターネットで検索することが多いです。
「イタリアン ○○(地名や駅名など)」などのキーワードで検索して、エリアを絞り込んで、飲食店の候補を探す訳です。
飲食店が複数見つかった場合は、どこに行こうかホームページを見て検討します。
その際に、ホームページがなければ、飲食店の存在を知ってもらえず、候補にも入りません。
また、Googleで検索すれば検索結果ページに、Googleマップと一緒に、対象エリアの飲食店一覧が表示されます。
Googleマップでは、飲食店名と一緒に「ウェブサイト」というリンクボタンを設置できるので、そこからアクセスしてもらえる可能性があります。
しかし、ホームページを持っていなければ、ホームページを持っている飲食店よりも選んでもらえる可能性が下がります。
このように、ホームページによって飲食店について知ってもらえる機会を増やし、お客様の来店につなげることが可能です。
ホームページから集客できるようになれば、HOT PEPPERやぐるなびなどの広告を止めたり、プランダウンして経費節減ができるかもしれません。
飲食店は、ホームページを中心にSNSも活用して集客できるのが理想ですよね。
既存のお客様へ情報発信をする
飲食店のホームページは、新規のお客様を集めるだけではありません。
既存のお客様への情報発信ツールとしても活用できます。
既存のお客様であっても、営業日や営業時間の確認などでホームページを訪れるからです。
また、新メニューや期間限定のフェアなどについてアピールしたり、ブログページで自店の取り組みなどの情報を発信できます。
新メニューやイベントの案内など、既存顧客に対して時事的な情報発信も、ホームページの役割です。
ブログの投稿は、SEO対策にもあるので、定期的にした方が良いですね。
スタッフを募集し採用につなげる
ホームページを見るのはお客様だけではありません。
アルバイトや正社員として、飲食店で働きたいと考えている人も見ます。
スタッフ募集中の職種があれば、採用情報ページを作成して載せておきましょう。
ホームページが切っ掛けで採用につながるかもしれません。
また、求人サイトに掲載中であれば、興味を持った人はホームページを確認します。
その際、ホームページがあれば、より詳しく自店について知ってもらえ、求人サイトの効果を高めてくれます。
飲食店のホームページは、求職活動中の人も見るので、しっかり採用情報を載せておきたいものです。
たくさん応募につながった方が、より良い人材の採用につながる可能性を高めますよね。
飲食店がホームページを自作するメリット
飲食店がホームページを自作するメリットは、以下の通りです。
- 作成&運営コストを圧倒的に低く抑えられる
- いつでも自由に更新やページ追加ができる
- ホームページ作成・運営のノウハウが店内で蓄積される
- 最短1日でホームページを完成・公開することも可能
作成&運営コストを圧倒的に低く抑えられる
ホームページ作成を制作会社などのプロに依頼すると、初期の制作費だけでも数十万円は掛かります。
そして、完成後の月額費用が数千円~数万円は掛かります。
大規模チェーンでもない飲食店であれば特に、高額な費用をホームページに掛けられないことも多いでしょう。
しかし、ホームページを自作すれば、作成&運営コストを圧倒的に低く抑えられます。
自作する方法によりますが、ホームページ作成サービスを使用するのであれば、初期費用¥0・月額費用¥1,000位でもホームページを持つことが可能です。
浮いたホームページ制作費は、他の支払いに使うことができます。
ホームページ作成の費用を圧倒的に低く抑えられるのは、自作する最大のメリットです。
ケタが違いすぎてビックリです。
いつでも自由に更新やページ追加ができる
基本的に、制作会社に作ってもらったホームページは自分で更新できません。
更新したり、ページ追加をしたい場合は制作会社に依頼することになります。
月額費用を払って更新代行の契約をしているなら追加費用なしで済みますが、そうでない場合は別途費用が掛かります。
そして、費用が掛かるだけでなく、少しの変更でも数日掛かってしまうことがあるので、今日すぐに更新してくてもできない可能性があります。
しかし、自作したホームページであれば、自分で最新情報をすぐに載せることができ、ホームページのメリットを活かした運営が可能です。
パンフレットなどの紙媒体と違い、いつでも、すぐに変更できるのがホームページの強みです。
変更に時間が掛かってしまうなら、ホームページ強みを活かしきれないですよね。
ホームページ作成・運営のノウハウが店内で蓄積される
初めてホームページ作成をして運営するなら、最初は分からないことが多く戸惑いもあると思います。
とは言え、小規模なホームページであれば、初心者でも十分運営できます。
経験を積み重ねて行く中で、ホームページ作成や運営のノウハウが蓄積されるのは大きなメリットです。
もし、系列の飲食店も開店することになったとしても、自分でスムーズに作れるようになっているでしょう。
制作会社に任せていると楽な面もありますが、いつまでも自分ではできないままです。
制作会社に任せ続けるということは、お金も外部に流れ続けるということですね。
最短1日でホームページを完成・公開することも可能
ホームページのボリュームなどによっても異なりますが、ホームページ作成をプロに依頼すると、完成まで2~4ヶ月前後は掛かります。
まずは打ち合わせをして、サイト設計を考えてトップページデザインを作って…と進んで行くので仕方のないことです。
急いでいないなら数ヶ月掛かっても困らないと思いますが、何かの事情で「数日後には必要」というケースもあるでしょう。
ホームページの自作であれば、初めてであっても数時間あれば完成できます。
そのため、作り始めた当日中に公開することも可能です。
載せる内容を考えながら、ゆっくり作って行っても、1周間前後で完成・公開できます。
開業時など、急ぎでホームページが必要なときに助かりますよね。
飲食店がホームページを自作するデメリット
飲食店がホームページを自作するデメリットは、以下の通りです。
- 自分で作成する時間と手間が掛かる
- 素人感のあるデザインになるかもしれない
- 載せる内容などを自分で考える必要がある
自分で作成する時間と手間が掛かる
飲食店のホームページを自作するなら、ホームページ作成する時間と手間を取られることになります。
オーナー自ら行うにしても、担当者を決めて任せるにしても、日常業務の中でホームページ作成の時間を作る必要があります。
ホームページ作成は、作成作業そのものよりも、ホームページの構成を考えたり、原稿を用意する手間の方が大きいです。
なぜなら作成自体は、ホームページ作成サービスを利用すれば簡単にできるからです。
とは言え、プロに依頼しても結局は、打ち合わせや原稿作成に時間を取られることになります。
そのため実は、小規模なホームページであれば、自作した方が早くできて、時間を取られない場合が多いです。
制作会社に依頼するときのように「内容をプロに相談する」ということはできないので、自分で考えて作っていく必要があります。
少しの手間と時間を掛けてでも、大幅に費用を抑えられるなら、手間と時間を掛ける価値がありますね。
素人感のあるデザインになるかもしれない
ホームページを自作するのに一番心配なのは「素人感のあるダサいデザインにならないか?」ではないでしょうか。
確かに、自作する方法によっては、残念なデザインになる可能性はあります。
しかし、ホームページ作成サービスを利用すれば、豊富なデザインテンプレートから選んで作れるので、デザインの心配は不要です。
プロのデザイナーが作成したデザインを使用できるので、飲食店にとって大切なオシャレ感や信頼感のあるホームページを持てます。
実はプロに依頼しても、イマイチなデザインのホームページになる場合もあります。
デザインテンプレートを使って自分で作った方が、確実かもしれませんね。
載せる内容などを自分で考える必要がある
ホームページを自作するということは、ホームページに載せる内容を自分で考えなくてはいけません。
「どういうページを作るか?」「何を書こうか?」などです。
しかし、ホームページをプロに依頼するにしても、すべてプロに丸投げはできず、載せる内容や原稿は自分で考えなくてはいけません。
プロに相談できるので少しは楽だと思いますが、あなたの店として「どういうホームページにすべきか?」は一緒に考えることが大切です。
もし、ホームページに載せる内容が思いつかない場合は、競合他店のホームページを見ればヒントを得られます。
もちろん丸パクリはNGですが、どういうページを作っているのかや、アピール方法など参考にするだけなら大丈夫です。
初心者がゼロから考えるのは難しいです。他店のホームページを見て考えれば、より早く考えがまとまります。
他店のホームページを自由に見れるのは、インターネットの良いところですよね。
ホームページの自作が適している飲食店
ホームページの自作が適している飲食店は、以下の通りです。
- ホームページに大きな費用を掛けられない飲食店
- オリジナルデザインにはこだわらない飲食店
- 一般的なホームページを作りたい飲食店
- 小規模なホームページを作りたい飲食店
ホームページに大きな費用を掛けられない飲食店
ホームページ作成サービスを利用して自作すれば、初期費用¥0・月額費用¥1,000前後でホームページを持つことが可能です。
ホームページ制作に数十万円などの大きな費用を掛けられない、もしくは掛けたくない飲食店は自作が適しています。
と言うより、自作の選択しかないでしょう。
オリジナルデザインにはこだわらない飲食店
ホームページ作成サービスを利用して自作すれば、豊富なデザインテンプレートから選んで作れるのがメリットです。
選んだテンプレートをカスタマイズして、個性を出せるサービスもあります。
しかし、ベースがテンプレートである以上、オリジナルデザインではありません。
それでも「オリジナルデザインにはこだわらない」という飲食店であれば、自作が適しています。
一般的なホームページを作りたい飲食店
どこまでが一般的なのか線引きは難しいですが、特殊な機能が付いていたり、変わった仕様でなければホームページの自作で対応できます。
要は、ホームページ作成サービスの機能の範囲内で作れるホームページです。
小規模なホームページを作りたい飲食店
全部で10ページ位までの小規模なホームページであれば、ホームページの自作が適しています。
10ページ位のホームページであっても、プロに依頼すると30~50万円位は掛かってしまいますが、自作すれば月額¥1,000前後のランニングコストのみで可能です。
また、小規模なホームページであれば、初心者でもすぐに作りやすいので、自分で作ることがオススメです。
ホームページの自作が適していない飲食店
ホームページの自作が適していない飲食店は、以下の通りです。
- 自作する時間や手間を掛けていられない飲食店
- オリジナルデザインにこだわりたい飲食店
- プロに相談してコンセプトやサイト構成から考えたい飲食店
- 大規模なホームページを作りたい飲食店
自作する時間や手間を掛けていられない飲食店
自作すれば格安の費用で済むとは言え、ホームページ作成にまったく時間を掛けられない飲食店であれば、自作は適していません。
小規模のホームページであれば、自作でも最短1日で完成できますが、超多忙であれば短時間でも無理かもしれません。
費用を掛けてでもプロに依頼した方が、気楽で良いと思います。
オリジナルデザインにこだわりたい飲食店
テンプレートを使わず、オリジナルデザインにこだわりたい飲食店は、プロに依頼した方が良いです。
ホームページ作成サービスなどを利用するとなると、どうしてもテンプレートを選んで作ることになるので、オリジナルにはなりません。
プロに希望を伝えて、あなたの店のためだけのデザインを作ってもらってください。
プロに相談してコンセプトやサイト構成から考えたい飲食店
プロに依頼したい場合は、ホームページのコンセプトやサイト構成から相談して作ることができます。
プロならではの、マーケティングやブランディングを考慮した意見をもらえ、より成果を出せるホームページが完成する可能性はあります。
ただ、このあたりは制作会社や担当者のスキル次第でピンキリです。
良い制作会社に出会えたら「高額な費用を支払ってでも依頼して良かった」と思えるかもしれません。
大規模なホームページを作りたい飲食店
大規模なホームページを作りたいのでしたら、自作は適していません。
どこからが大規模なホームページになるのか線引きが難しいですが、30ページ以上あるならプロに依頼した方が良いです。
大規模でも自作できなくはないのですが、単にページを増やしていくだけではユーザー導線が悪くなり、使いづらいホームページになってしまいます。
大規模な場合は、よりサイト設計が重要になるので、初心者が自作するには難しくなります。
飲食店のホームページを自作できるサービス5選
飲食店のホームページを自作できるサービスをご紹介します。
以下でご紹介するホームページ作成サービスは、どれも初心者でも簡単に使えるので、簡単に飲食店のホームページを作れます。
ジンドゥー(Jimdo)
運営会社 | 株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ |
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無料プラン | あり |
最安の有料プラン | ジンドゥークリエイターの[PROプラン]月額¥965 |
テンプレート数 | 40種類以上 |
ジンドゥーはドイツで誕生したホームページ作成サービスで、世界で3200万以上のサイトがジンドゥーで作成されています。
そして、日本でも200万以上のユーザーに利用されている人気のサービスです。
ジンドゥーは飲食店のホームページとしても、たくさん利用されています。
特に、AIがホームページ作成してくれる「AIビルダー」は超簡単にホームページ作成できるので、パソコンが苦手な人にもオススメです。
ジンドゥーはホームページに必要な機能はしっかり備わっていますが、機能が無駄に多すぎることがないので、迷わず操作しやすいです。
ジンドゥー(Jimdo)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
Wix(ウィックス)
運営会社 | Wix.com Japan株式会社 |
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無料プラン | あり |
最安の有料プラン | ホームページプランの[ベーシックプラン]月額¥990 |
テンプレート数 | 約800種類 |
Wixは、イスラエルで誕生したホームページ作成サービスで、世界190ヶ国で2億人以上もの利用者がいます。
そして、日本でも300万人以上に利用されている超人気のサービスです。
Wixはテンプレート数が約800種類と圧倒的に多く、幅広い業種や種類のホームページに合うテンプレートが用意されています。
また、250以上もある多様な機能を簡単に追加できるので、目的に合わせて理想のホームページへとカスタマイズすることが可能です。
多機能で本格的な飲食店のホームページを、誰でも簡単に作れる魅力的なサービスです。
Wix(ウィックス)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
ペライチ
運営会社 | 株式会社ペライチ |
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無料プラン | あり |
最安の有料プラン | [ライトプラン]月額¥1,465~ |
テンプレート数 | 約400種類 |
ペライチは2015年に開始された、比較的新しい純国産のホームページ作成サービスですが、既に40万人を超えるユーザーが登録しています。
ペライチの名称のイメージ通り、小規模のホームページや、それこそ1ページのみで縦長のホームページ作成が得意なサービスです。
LP(ランディングページ)と呼ばれる、商品やサービスの紹介を1ページほどでまとめたWebページの作成にも最適です。
小規模のホームページが得意ですが、最大で20ページまでのホームページを公開できます。
そして、飲食店の公式サイト以外で、期間限定で公開するキャンペーンページとしても活用できます。
ペライチの評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
グーペ(Goope)
運営会社 | GMOペパボ株式会社 |
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無料プラン | なし |
最安の有料プラン | [ライトプラン]月額¥1,100~ |
テンプレート数 | 35種類以上 |
グーペは、純国産のホームページ作成サービスで、10万人以上の利用者がいます。
元々は飲食店向けのホームページ作成サービスでしたが、今は飲食店以外の店舗を始め、小規模事業のホームページにも使えるサービスになっています。
グーペは、無駄に機能が多くなく、ホームページ作成サービスの中でも特に初心者が使いやすいです。
元々が飲食店向けのホームページ作成サービスであったこともあり、飲食店のホームページ作成に向いています。
月額¥3,300から利用できる[スタンダードプラン]限定ですが、電話サポートもあるので、マニュアルページだけでは不安な人も安心です。
グーペ(Goope)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
とりあえずHP
運営会社 | 株式会社smallweb |
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無料プラン | なし |
最安の有料プラン | 月額¥2,970 |
テンプレート数 | 200種類以上 |
とりあえずHPは、2009年からサービス提供を開始している、純国産のホームページ作成サービスです。
余り派手に宣伝はしていないですが、既に22,000人以上の利用者がいます。
とりあえずHPは、クオリティが高いデザインばかりで、プロに依頼して作ったようなデザインのホームページを持てます。
しかも、テンプレートが200種類以上もあり飲食店向きのデザインも多いので、きっと気に入るデザインを見つけられます。
また、とりあえずHPは「簡単に作れる」を徹底研究して開発されたホームページ作成サービスなので、超初心者でも使いやすいです。
とりあえずHPの評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
飲食店のホームページでよくあるコンテンツ
飲食店のホームページでよくあるコンテンツを「必要なページ」と「あった方が良いページ」に分けて解説します。
各コンテンツが1つのページになっていることが多いですが、1つのページに複数のコンテンツが掲載されているケースもあり得ます。
必要なコンテンツ
飲食店のホームページで、最低限必要なコンテンツです。
どんなに小規模なホームページであったとしても、以下のコンテンツは必要です。
- トップページ
- 店舗概要 / アクセス情報
- コンセプトやこだわり
- メニュー
- お問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー
トップページ
トップページは、ホームページの入口であり顔です。
サイト訪問者が知りたい情報をすぐに見つけられたり、下層ページ(トップページ以外のページ)へスムーズに移動できるように工夫しましょう。
店舗概要 / アクセス情報
店舗概要 / アクセス情報は、店の営業日・営業時間やアクセス情報を載せるコンテンツです。
営業時間を載せたり、アクセス方法が分かりやすいように住所だけでなくGoogleマップ埋め込んで載せたりします。
コンセプトやこだわり
店のコンセプトやこだわりをしっかりアピールすることで、価格だけで判断されにくくなります。
お客様は「できれば安い方が良い」と思い、価格を気にしつつも、コンセプトに共感できる飲食店を求めているものです。
コンセプトやこだわりが伝わらなければ、どうしても価格競争に巻き込まれやすくなります。
文章や画像で、しっかりの自店の強みをアピールしましょう。
メニュー
メニューと価格を載せるコンテンツです。
価格が明確でないと不安で行きにくいので、カテゴリー別に分かりやすく載せましょう。
数あるメニューの中でも「特にオススメのメニュー」を1~3個ピックアップして、目立つように紹介するのがポイントです。
お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームがあれば、営業時間に関係なく24時間365日いつでも問い合わせできるので便利です。
電話を掛けて問い合わせるよりも心理的な負担が少なく、気軽に問い合わせることができるメリットがあります。
飲食店のホームページでお客様がお問い合わせフォームを使うことは少ないですが、求人応募で使われることもあるので、設置しておきましょう。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーは「個人情報保護方針」と呼ばれることも多く、店としての個人情報の取扱い方法や、プライバシーへの配慮を示すための指針です。
お問い合わせフォームを設置する場合は、セットでプライバシーポリシーが必要になります。
なぜなら、お問い合わせフォームで氏名や連絡先などを送信するので、個人情報の取り扱いについて明示することが重要だからです。
安心して問い合わせてもらうためにも、プライバシーポリシーは載せておきましょう。
こちらで紹介した「必要なコンテンツ」は、規模にかかわらず基本的に、どの飲食店でも必要です。
急ぎでホームページを公開したい場合は、まず「必要なコンテンツ」のみを作って公開すれば良いですね。
あった方が良いコンテンツ
飲食店のホームページで、できればあった方が良いコンテンツです。
不要な場合もありますが、ホームページで載せられそうなコンテンツは載せておきましょう。
- お知らせ / ブログ
- クーポン
- 採用情報
- 予約機能
お知らせ / ブログ
お知らせは、自店に関連する情報を発信するコンテンツです。
ブログのように、記事を投稿していく形式のページであることが多いです。
お知らせとブログを兼ねているページになっていることも多く、その中でカテゴリー分けして情報を探しやすくすると便利です。
新着数件の記事タイトルが、自動的にトップページに載るようにしておけば、トップページを訪れたユーザーに見てもらいやすいです。
また、良質な記事を増やすことで、SEO対策の一つにもなり、検索されたときに自店のホームページを見つけてもらいやすくなります。
クーポン
採用情報
採用情報は、自店の採用情報に関するコンテンツです。
飲食店のホームページを見る人は、アルバイトや正社員として働く店を探している人も少なくありません。
募集要項だけでなく、オーナーからのメッセージ、スタッフの声、自店で働くメリットなども載せておくと、応募数UPにつながります。
募集中の職種がある場合は、必ず載せておきましょう。
予約機能
ネット上から予約できる機能です。
電話よりも予約する心理的なハードルが下がりますし、営業時間に関係なく予約できるので、お客様にとって便利です。
また、店側にとっては、予約の電話対応の数を減らせるメリットもあります。
ここで紹介した「あった方が良いコンテンツ」は、なくても大丈夫です。
一気にすべてを作らなくても、一旦公開した後に、少しずつ増やして行っても良いですよね。
飲食店のホームページ自作のコツ
飲食店のホームページを自作する上でのコツは、以下の通りです。
- コンセプトの紹介にもこだわる。
- 店の雰囲気が伝わるように写真を活用する。
- できれば動画も活用する。
- ブログやSNSを活用する。
コンセプトの紹介にもこだわる
「価格だけで判断されたくない」という飲食店は多いと思います。
しかし、一般のお客様からすれば、飲食店の違いが分かりにくく、つい価格で選んでしまう場合もあります。
価格競争に巻き込まれないためにも、自店のコンセプトの紹介にもこだわりましょう。
コンセプトは、長々と文章を書いているだけでは読んでもらえないので、箇条書きして文章と画像でアピールすることが大切です。
店の雰囲気が伝わるように写真を活用する
文字だけのホームページでは、店のイメージがわきません。
店舗の外観や店内の写真もたくさん載せて、店の雰囲気が伝わるようにしましょう。
できれば、オーナーも含めたスタッフも写っている方が好感度を上げられます。
できれば動画も活用する
写真をたくさん活用するのは当たり前になっていますが、動画を活用する飲食店も増えています。
スマホで撮影した動画を無料アプリで編集すれば、動画制作費を抑えられるので、ぜひ挑戦していただきたいです。
また、動画をYou Tubeにアップすることで、You Tubeからの検索流入につながる可能性もあります。
ブログやSNSを活用する
ホームページの集客を増やすために、ブログやSNSを活用することは必須です。
飲食店の新メニューやフェアはもちろん、店としての取り組みなどの情報発信も有効です。
ブログやSNSを活用することで、ホームページのアクセスUPにつなげられます。
飲食店のホームページ自作 まとめ
今回は、飲食店のホームページ自作について徹底解説しました。
飲食店のホームページは、自作することで多くのメリットがあります。
メリットがデメリットを上回る場合は、本記事や当サイトを参考にして、ぜひ自作に挑戦してみてください。