ホームページ自作の費用はいくら!? 作成方法別の費用を解説
ホームページ自作の費用はいくら掛かるの?
ホームページを自作するなら、どの作成方法が良いの?
今回は、ホームページ自作の費用に関する、上記のような疑問にお答えします。
本記事の内容
- ホームページに必要なものとは?
- ホームページ自作の費用を「作成」「運営」に分けて解説
- 作成方法別にホームページ自作の費用を比較
本記事の執筆者
こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。
本記事は、以下のような人にオススメです
- ホームページを自作する場合の費用を知りたい。
- できるだけ低コストでホームページの自作をしたい。
本記事を読むことで、ホームページを自作して運営する場合の費用について知ることができ、自作方法を決める判断材料になります。
結論を先に言うと
ホームページの自作は、費用の高い・安いだけでなく、その方法によって得られるメリットなども考慮した上で、最適な選択をしましょう。
では、ホームページ自作の費用について徹底解説していきます!
このページの目次
ホームページ自作の費用を知る前に…ホームページに必要なものとは?
費用の話をする前に、ホームページ作成に必要なものは何なのかを知る必要があります。
ホームページを表示させるには最低限、以下の3つの要素が必須です。
- ホームページのデータ
- サーバー
- ドメイン
ホームページのデータ
ホームページのデータは、HTMLやCSS、画像や動画など、様々なファイルの集合体です。
ChromeやSafariなどのブラウザを使うことで、ホームページとして視覚的に見ることができます。
どのようにしてホームページのデータを用意するのかは、ホームページの作成方法によって異なります。
サーバー
作ったホームページのデータが、あなたのパソコンの中にあるだけでは、あなたしか見ることができません。
インターネット経由で一般公開するには、ホームページのデータをサーバーに保管しておく必要があります。
サーバーとは、ホームページのデータを保管しておくコンピューターで、常にインターネットにつながっています。
ホームページのデータをサーバーにアップロードすることで、インターネット上で公開できます。
ちなみに、サーバーを誰でも気軽に利用できるようにしたサービスが「レンタルサーバー」です。
月単位や年単位の契約で、安価で利用できます。
なお、ホームページ作成サービスを利用する場合は、サーバーも込みのサービスなので、自分でサーバーを申し込む必要はありません。
WordPressに最適!レンタルサーバー【おすすめTOP7】
ドメイン
サーバーに保管しているホームページのデータにアクセスするには、その場所が明確になっている必要があります。
そこで必要なのがドメインです。
ドメインは、インターネット上の「住所」のようなものです。
例として当サイトであれば、トップページのURLである「https://www.hp-labo.com/」の中の「hp-labo.com」がドメインです。
ドメインは「ドメイン取得サービス」で誰でも取得することができます。
低価格で取得できる!ドメイン取得サービス【おすすめTOP5】
ホームページ自作の費用を「作成」「運営」に分けて解説
ホームページ制作会社などのプロに依頼した場合は、制作費として数十万円以上もの初期費用が掛かります。
また、完成後のランニングコストとして数千円から数万円の月額費用が掛かります。
しかし、ホームページを自作すれば、初期費用もランニングコストも圧倒的に低く抑えられます。
ホームページを自分で作成する方法は、主に以下の4つです。
- HTML・CSSなどのコードを書いて1からホームページ作成
- ホームページ作成ソフトを利用してホームページ作成
- WordPressを利用してホームページ作成
- ホームページ作成サービスを利用してホームページ作成
では、上記の作成方法別に、ホームページを作成して運営するのに掛かる費用について解説します。
HTML・CSSなどのコードを書いて1からホームページ作成
HTMLやCSSなどのコードを記述して、1から自分でホームページを作る方法です。
プロのWebデザイナーや、Webデザイナーを目指している人が勉強して自作するパターンです。
作成に掛かる費用(初期費用)
HTMLやCSSなどのコードを書いてホームページ作成する場合に掛かる作成費用は、以下の通りです。
テキストエディタ | ¥0~ |
---|---|
レンタルサーバー | 初期費用¥0~ |
テキストエディタ
コードを書くのにテキストエディタ(テキストファイルを編集するソフト)を使うことになりますが、無料で使えるテキストエディタで十分です(Visual Studio Code や Sublime Text 3 など)。
有料のソフトやサービスを利用する必要はないので、基本的には自分の手間が掛かるだけで済みます。
レンタルサーバー
初期費用が無料のレンタルサーバーも多いですが、初期費用が要るレンタルサーバーもあります。
当サイトでご紹介しているレンタルサーバーで、初期費用が一番高いもので¥3,300です。
その他
HTMLやCSSなどの知識がある前提での作成方法ですが、もしそれらを学ぶために教材を購入したり、スクールに通う場合は、その費用が掛かります。
1からコードを書いて作成するので、作成自体は無料ですることが可能です。
無料でできるけど、作成するための専門スキルが必要で、作成作業の手間が掛かるって感じですよね。
運営に掛かる費用(ランニングコスト)
HTMLやCSSなどのコードを書いてホームページ作成をした場合に掛かる運営費用は、以下の通りです。
レンタルサーバー | 月額¥220~ |
---|---|
ドメイン | 年額¥1,408~ |
レンタルサーバー
レンタルサーバーの費用は、「レンタルサーバー」や「プラン」によって異なります。
オススメできるレンタルサーバーの中で最安値が、ロリポップの【ライトプラン】で、月額¥220から利用できます。
¥500~¥1,000前後の月額費用を掛ければ、複数サイト運営可能で高性能なサーバーを使えます。
ドメイン
ドメインの費用は、「ドメイン取得サービス」や「ドメインの種類」によって異なります。
ドメインを取得した1年目は、キャンペーン価格として、¥1からの格安で利用できるドメイン取得サービスが多いです。
2年目以降は通常価格になり、年額¥1,000台から使用できます。
Webサイトとして公開されている状態を維持するために、サーバーとドメインは必要です。年間で¥5,000~¥15,000で大丈夫です。
どんなWebサイトでも、公開するにはサーバーとドメインが必要ですよね。
ホームページ作成ソフトを利用してホームページ作成
「ホームページ・ビルダー」などのホームページ作成ソフトでホームページを作る方法です。
クラウド型のホームページ作成サービスではなく、パソコンにインストールして利用するタイプのソフトです。
作成に掛かる費用(初期費用)
ホームページ作成ソフトを利用してホームページ作成する場合に掛かる作成費用は、以下の通りです。
ホームページ作成ソフト | 購入価格¥16,500~ |
---|---|
レンタルサーバー | 初期費用¥0~ |
ホームページ作成ソフト
ホームページ作成ソフトの購入代金です。
ソフトによって費用が異なりますが、一番メジャーな「ホームページ・ビルダー」であれば、¥16,500から購入できます。
ホームページ・ビルダー以外のソフトもあるのですが、マイナーなものばかりなのでオススメできません。
レンタルサーバー
初期費用が無料のレンタルサーバーも多いですが、初期費用が要るレンタルサーバーもあります。
当サイトでご紹介しているレンタルサーバーで、初期費用が一番高いもので¥3,300です。
ホームページ作成ソフトを利用する場合は、ソフト代のみが掛かります。
ソフトは一度購入すれば、バージョンアップしない限り、購入代金のみで済みますね。
運営に掛かる費用(ランニングコスト)
ホームページ作成ソフトを利用してホームページ作成をした場合に掛かる運営費用は、以下の通りです。
ソフトのバージョンアップ | ¥9,900~ |
---|---|
レンタルサーバー | 月額¥220~ |
ドメイン | 年額¥1,408~ |
ソフトのバージョンアップ
ホームページ作成ソフトを、最新版にバージョンアップする場合に必要な費用です。
ソフトにより、最新版が発売されるタイミングは異なりますが、数年に一度は掛かる可能性があります。
一番メジャーなホームページ作成ソフト「ホームページ・ビルダー」であれば、¥9,900からバージョンアップ版を購入できます。
ただ、あくまでバージョンアップは任意です。
「今のバージョンで問題なく使えるから、バージョンアップはしない」という選択も可能です。
レンタルサーバー
レンタルサーバーの費用は、「レンタルサーバー」や「プラン」によって異なります。
オススメできるレンタルサーバーの中で最安値がロリポップの【ライトプラン】で、月額¥220から利用できます。
¥500~¥1,000前後の月額費用を掛ければ、複数サイト運営可能で高性能なサーバーを使えます。
なお、注意点として、使用するホームページ作成ソフトに適したレンタルサーバーやプランを選んでください。
ソフトによっては、必要なサーバーの仕様が指定されている場合があります。
ドメイン
ドメインの費用は、「ドメイン取得サービス」や「ドメインの種類」によって異なります。
ドメインを取得した1年目は、キャンペーン価格として、¥1からの格安で利用できるドメイン取得サービスが多いです。
2年目以降は通常価格になり、年額¥1,000台から使用できます。
Webサイトとして公開されている状態を維持するために、サーバーとドメインは必要です。年間で¥5,000~¥15,000で大丈夫です。また、ソフトのバージョンアップが必要な場合に、その費用が掛かります。
ソフトのバージョンアップをしない場合は、サーバーとドメインの費用だけで済みますね。
WordPressを利用してホームページ作成
WordPress(ワードプレス)を利用してホームページ作成する方法です。
WordPressは、世界でも日本でもトップシェアのCMS(コンテンツ管理システム)です。
作成に掛かる費用(初期費用)
WordPressを利用してホームページ作成する場合に掛かる作成費用は、以下の通りです。
WordPress | ¥0 |
---|---|
WordPressテーマ | ¥0~ |
レンタルサーバー | 初期費用¥0~ |
WordPress
WordPress本体のダウンロードや利用は、完全無料です。
誰でも無料で利用できます。
WordPressテーマ
WordPressテーマとは、WordPressで作成したWebサイト全体の、デザインや機能を決める雛形です。
無料で利用できるテーマもたくさんあります。
しかし、ビジネス利用であれば、無料テーマはオススメできません。
ビジネス利用とは、会社・店舗の公式ホームページ、収益化を狙っているブログサイトなどを作成する場合です。
理由を簡単に説明すると、やはり無料のテーマは機能面や性能面でイマイチなのと、突然開発が止まってしまうリスクがあるからです。
開発が止まったテーマは、WordPressの最新バージョンと合わなくなったり、セキュリティ的なリスクが増したりするので、また1から別のテーマを使用することになってしまいます。
有料テーマは、数千円から3万円位で購入できます。
基本的には、最初に購入する費用のみが掛かり、ランニングコストは不要です。
しかし、テーマによっては複数サイトでの利用を禁止されていて、別のサイトに適用する場合は、再度ライセンスを購入する必要があります。
ちなみに、当サイトでご紹介している「THE THOR(ザ・トール)」は、¥16,280で購入できます。
一度購入すれば、複数サイトに使い回しが可能です。
レンタルサーバー
初期費用が無料のレンタルサーバーも多いですが、初期費用が要るレンタルサーバーもあります。
当サイトでご紹介しているレンタルサーバーで、初期費用が一番高いもので¥3,300です。
有料のWordPressテーマを購入する場合は、その費用が掛かります。
無料のWordPressテーマは無数にありますが、ビジネス利用であれば有料版の方が良いですよね。
運営に掛かる費用(ランニングコスト)
WordPress(ワードプレス)を利用してホームページ作成をした場合に掛かる運営費用は、以下の通りです。
レンタルサーバー | 月額¥220~ |
---|---|
ドメイン | 年額¥1,408~ |
レンタルサーバー
レンタルサーバーの費用は、「レンタルサーバー」や「プラン」によって異なります。
オススメできるレンタルサーバーの中で最安値がロリポップの【ライトプラン】で、月額¥220から利用できます。
¥500~¥1,000前後の月額費用を掛ければ、複数サイト運営可能で高性能なサーバーを使えます。
なお、注意点として、WordPressを使用できるプランか確認して、レンタルサーバーを申し込んでください。
あと、WordPressサイト1つにつきデータベースが1つ必要なので、データベース数の上限についても確認してください。
もし、1サイトしか作成するつもりがないとしても、データベース数が無制限のプランがオススメです。
(ちなみに、上述した、ロリポップで月額¥220から利用できる【ライトプラン】は、データベース数の上限が「1」なのでオススメできません)
ドメイン
ドメインの費用は、「ドメイン取得サービス」や「ドメインの種類」によって異なります。
ドメインを取得した1年目は、キャンペーン価格として、¥1からの格安で利用できるドメイン取得サービスが多いです。
2年目以降は通常価格になり、年額¥1,000台から使用できます。
Webサイトとして公開されている状態を維持するために、サーバーとドメインは必要です。年間で¥5,000~¥15,000で大丈夫です。
どんなWebサイトでも、公開するにはサーバーとドメインが必要ですよね。
レスポンシブ対応でSEOに強い!WordPressテーマ【おすすめTOP5】
ホームページ作成サービスを利用してホームページ作成
ホームページ作成サービスを利用してホームページ作成する方法です。
初心者でも、簡単にホームページを作ることができます。
ちなみに、ホームページ作成サービスはクラウド型のサービスなので、サーバーも込みです。
そのため、ソフトのインストールや、サーバーの契約は不要です。
作成に掛かる費用(初期費用)
ホームページ作成サービスを利用してホームページ作成する場合に掛かる作成費用は、以下の通りです。
ホームページ作成サービス | ¥0~ |
---|
ホームページ作成サービス
ホームページ作成サービスの利用するための初期費用です。
初期費用が無料のサービスが多いですが一部、初期費用が要るサービスもあります。
当サイトでご紹介しているホームページ作成サービスでは、唯一「とりあえずHP」のみが初期費用が要ります。
その他の「Jimdo」や「Wix」などはすべて、初期費用が無料です。
初期費用が無料のホームページ作成サービスが多いです。
ホームページ作成サービスを利用して作る手間は掛かりますが、制作費は無料で済みますね。
運営に掛かる費用(ランニングコスト)
ホームページ作成サービスを利用してホームページ作成をした場合に掛かる運営費用は、以下の通りです。
ホームページ作成サービス | ¥0~ |
---|---|
ドメイン | 年額¥1,408~ |
ホームページ作成サービス
ホームページ作成サービスの利用するための月額費用です。
無料プランのあるホームページ作成サービスもあり、無料プランを選んだ場合は¥0で運営できます。
ただし、無料プランは使える機能が限定的なので、ビジネス利用であればオススメできません。
有料プランでも月額¥1,000位から利用できるので、もしビジネス利用であれば有料プランをオススメします。
ドメイン
ドメインの費用は、「ドメイン取得サービス」や「ドメインの種類」によって異なります。
ドメインを取得した1年目は、キャンペーン価格として、¥1からの格安で利用できるドメイン取得サービスが多いです。
2年目以降は通常価格になり、年額¥1,000台から使用できます。
なお、ホームページ作成サービスを申し込むと付与されるURLでサイトを公開する場合は、ドメイン代は掛かりません。
しかし、ビジネス利用の場合は、独自ドメインを取得して使用しましょう。
ホームページ作成サービスを利用すれば、レンタルサーバー代と変わらない月額費用でホームページを運営できます。
初期費用とランニングコストも含めて、トータルで費用を安く抑えられますね。
初心者でも自作できる!ホームページ作成サービス【おすすめTOP5】
作成方法別にホームページ自作の費用を比較
作成方法別に、ホームページを作成・運営の費用について解説しましたが、「結局、どの作成方法を選べばいいの?」と思われている人も多いでしょう。
作成方法別の費用を簡単にまとめました。
HTML・CSSで 1から作成 |
ホームページ 作成ソフト |
WordPress | ホームページ 作成サービス |
|
作成費用 | ¥0 | ¥16,500~ | ¥0~ | ¥0~ |
運営費用 (年間) |
¥5,000~ | ¥5,000~ | ¥5,000~ | ¥12,000~ |
難易度 | ★★★★ | ★★★ | ★★ | ★ |
オススメ度 | ★ | ★ | ★★★ | ★★★★ |
費用だけを考えると、HTML・CSSなどのコードを書いて1から作成する方法が一番安く済みます。
しかし、プロのWebデザイナーか、Webデザインを勉強中の人でもない限り、現実的な選択ではありません。
ホームページ作成ソフトで作る方法は昔からありますが、今となっては時代遅れの方法です。
しかも、ホームページ作成ソフトを使いこなすのは、初心者には少し難しく、難易度的にもオススメできません。
現実的な選択肢は、「WordPress」と「ホームページ作成サービス」の2つに絞られます。
それぞれの選び方は、以下の通りです。
HTML・CSSで1から作成 | プロのWebデザイナー、もしくはWebデザインを勉強中の人。 |
---|---|
ホームページ作成ソフト | どうしてもホームページ作成ソフトを使いたい、特別な理由がある人。 (初心者にも中級者にもオススメできない方法です) |
WordPress | ブログサイトやWebメディアを作りたい人。 SEO対策重視のホームページを作りたい人。 |
ホームページ作成サービス | 一般的なホームページを作りたい人。 |
初心者でも自作できる!ホームページ作成サービス【おすすめTOP5】
ホームページ自作の費用 まとめ
今回は、ホームページ自作の費用について徹底解説しました。
費用の高い・安いだけでなく、その方法によって得られるメリットなども考慮した上で、最適な選択をしましょう。
Webの専門知識がない初心者には、ホームページ作成サービスを利用する方法がオススメです。