ホームページの仕組みとは!? ホームページの表示に必要なものも解説
ホームページはどういう仕組で表示されるの?
ホームページの表示に必要なものって何?
今回は、ホームページの仕組みに関する、上記のような疑問にお答えします。
本記事の内容
- ホームページの仕組みを理解するのに必要な「インターネットの仕組み」
- ホームページを表示させるのに必要なもの
本記事の執筆者
こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。
本記事は、以下のような人にオススメです
- ホームページの仕組みの超基礎を知りたい。
- ホームページ作成を始める前に、ホームページの表示に必要なものを知りたい。
本記事を読むことで、ホームページの仕組みについて知ることができ、よりホームページ作成がスムーズに始められます。
結論を先に言うと
ホームページを表示させる仕組みを知ることで、ホームページ作成に必要なものが何かを知ることができます。
最低限「サーバー」「ドメイン」「ブラウザ」が何かは覚えておきましょう。
では、ホームページの仕組みについて徹底解説していきます!
このページの目次
ホームページの仕組みの前に、そもそもホームページとは?
ホームページとは、Webページが集合した1つのまとまりである「Webサイト」の事です。
実は、ホームページとは本来、以下の2つの意味があります。
- Webサイトのトップページのこと
- ブラウザを開いて一番最初に表示されるページのこと
元々は上記「2」の「ブラウザを開いて一番最初に表示されるページ」を指していたのですが、日本では「ホームページ=Webサイト」という認識が広まり、一般的に使われています。
そこで当サイトでも「Webサイト」ではなく「ホームページ」と表記しています。
ホームページの仕組みを理解するのに必要な「インターネットの仕組み」
インターネットが普及し、身近すぎて仕組みについて考えたこともない方も多いかもしれません。
ここでは、インターネットの仕組みについて簡単に解説します。
インターネットとは何か?
インターネットは、世界中のコンピューターなどを接続するネットワークです。
私たちがインターネットを利用するには様々な方法があります。
インターネットサービスプロバイダ(以下「プロバイダ」)という、インターネットに接続してくれるサービスをしている会社と契約することで、インターネットを利用することができます。
インターネットが普及し始めた頃からある方法です。
また、携帯電話やWi-Fiルーターの会社と契約することで、携帯電話回線を通じてインターネットを利用することができます。
自宅や外出先で、スマートフォンやタブレットを通じてインターネットを利用する方は、この方法が多いのではないでしょうか。
インターネットの仕組み
複数のコンピューターをケーブルや無線でつなぎ、お互いに情報のやり取りができるようにした仕組みを「ネットワーク」と言います。
インターネットは、家・職場・学校などの単位で作られたネットワークが、さらに外のネットワークともつながるようにした仕組みのことです。
外のネットワークと接続するために、利用するのがプロバイダやWi-Fiルーターです。
こうしてつながったインターネットは世界規模の、最も大きいネットワークと言えます。
インターネットでの情報のやり取り
巨大なネットワークであるインターネットでは、情報のやり取りをするのに、各コンピューターに割り振られている「IPアドレス」を活用します。
言わば、インターネットの世界での「住所」です。
IPアドレスは「123.456.789.110」のように表記されるものが一般的です。
しかし、数字を羅列したIPアドレスのままでは人間にとって扱いにくいです。
そこで、ホームページやEメールを利用するときは、相手のコンピューターを特定するために「ドメイン名」が使われます。
ドメイン名を使用すると、例えばホームページは「http://www.sample.com」、メールアドレスは「name@sample.com」のように指定できます。
ホームページを表示させるのに必要なもの
ホームページを表示させるためには、以下の4つが必要です。
- ホームページのデータ
- サーバー
- ドメイン
- ブラウザ
厳密には他にも様々な要素があるのですが、ここでは分かりやすさを優先したいので省略し、最低限必要なものに絞って解説します。
ホームページのデータ
ホームページを構成しているファイルの集合体です。
HTMLやCSSなどの言語、Webプログラム、画像や動画などのファイルで構成されています。
「ホームページを作成する」とは、このデータを作成することでもあります。
サーバー
サーバーとは、ホームページのデータを格納しておく「倉庫」のようなものです。
作成したホームページのデータはを自分のパソコンに入れたままでは誰も閲覧できないので、サーバーに保管しておきます。
このことを、「サーバーにアップロードする」と言います。
しかし、サーバーにホームページのデータを入れておくだけでは、閲覧してもらう事はできません。
そこで必要になるのが「ドメイン」です。
ドメイン
ドメインはとは、インターネット上の「住所」のようなものです。
ホームページを見ているときに「http://www.sample.com」というようなものを見たことがあるかと思います。
これを「URL」と言い、URLの中にある「sample.com」の部分がドメインです。
ドメインとサーバーを紐付けておくことで、インターネット上に無数にあるホームページの中から、見たいホームページを閲覧する事ができるのです。
ホームページの住所を指定することで、紐付けされた倉庫の場所にたどり着けるようなイメージです。
そして、実際にホームページを閲覧するのに必要なのが「ブラウザ」です。
ブラウザ
ブラウザとは、ホームページを閲覧するためのソフトです。
今、あなたがこのページを見ているソフトもブラウザです。
ブラウザにURLを入力したり、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで検索することで、ホームページを閲覧することができます。
ブラウザにはいくつかの種類があり、有名なものだと「Internet Explorer」「Microsoft Edge」「Google Chrome」「Firefox」「Safari」「Opera」があります。
ホームページの仕組み まとめ
今回は、ホームページの仕組みについて徹底解説しました。
ホームページを表示させる仕組みを知ることで、ホームページ作成に必要なものが何かを知ることができます。
少し難しく感じたかもしれませんが、一つ一つの意味を知っておくことで、ホームページ作成をスムーズに進めることができるので、頭に入れておいてください。