ネットショップとは?
ネットショップ作成サービスについて解説する前に、「そもそもネットショップとは何か」について解説します。
ネットショップが何か分かっている人は、読み飛ばしていただいても大丈夫です。
ネットショップとは「商品を販売するWebサイト」
ネットショップとは、インターネット上で商品やサービスを販売するWebサイトのことです。
実店舗ではなく、インターネット経由で買い物ができるWebサイトです。
ネットショップは、以下のような呼び方もされますが、すべて同じ意味です。
- オンラインショップ
- インターネットショップ
- ショッピングサイト
- ECサイト
- 通販サイト
当サイトでは、おそらく一番多く呼ばれている「ネットショップ」に呼び方を統一しています。
電子決済も含めたeコマース(電子商取引)の普及により、買い物するときの選択肢の1つとしてネットショップが含まれることは、一般的になっています。
スマホが普及し、よりインターネットが身近になっていることも大きな要因です。
ただ、実際にネットショップを開設しようとすると、それなりの手間や費用が掛かってしまいます。
そこで、いかに時間やコストを抑えて、「売れる」ネットショップを作成できるかが課題となります。
ネットショップは、どのように集客して販売につなげるか、開設してからの運営が重要です。
そのため、ネットショップを開設するまでに、時間やコストを掛け過ぎるのは得策ではありません。
「目指すネットショップ」と「時間・コスト」のバランスを考えて、ネットショップ作成方法を選択しましょう。
ネットショップ運営に限らずですが、準備に時間を掛けすぎるより、いち早くスタートさせて、試行錯誤することが大切です。
実際に、ネットショップ運営してみないと分からないことが多いですよね。
ネットショップのメリット(実店舗と比較)
実店舗と比較して、ネットショップのメリットは、主に以下の3つです。
- 開店・運営コストが低い
- 販売エリアが圧倒的に広い
- 営業時間の縛りがない
それぞれのメリットについて解説します。
開店・運営コストが低い
ネットショップ作成を考えたとき、最初に気になるのは、費用ではないでしょうか。
実店舗を開店・運営する場合と、費用面でどう違うか知っておきましょう。
まず、実店舗を開店するには、土地やテナントの確保・内装や外装の工事などで、小規模な店舗でも数百万円以上の初期費用が掛かります。
また、運営して行くためには最低限、毎月多額のテナント料・人件費・光熱費などが発生します。
もちろん、それ以外に、広告宣伝費・仕入れ費用・店舗のメンテナンス費などが発生します。
一方、ネットショップを営業するのに掛かる費用には、主に以下の2つがあります。
- ネットショップの作成費用
- ネットショップの運営費用
ネットショップ作成・運営に掛かる費用は、仕様やボリュームなどで大きく異なりますが、目安としては以下のような金額です。
|
プロに依頼 |
ネットショップ作成サービス |
作成費用 |
数十万円~数百万円 |
無料~数千円 |
運営費用 |
月額数万円~数十万円 |
無料~数千円 |
規模によって費用も大きく変わるとは言え、ネットショップであれば、初期費用や運営費用を圧倒的に低く抑えることができます。
中には、初期費用も月額固定費も無料のネットショップ作成サービスもあるので、その差は歴然です。
圧倒的に低コストで運営できるネットショップは、初心者には特に向いています。
ネットショップなら、圧倒的に低コストで開店できるので、リスクが小さいです。
逆に、一度開店させたら、簡単に場所を移転したり、大きく方向転換できない実店舗は、大きなリスクを抱えています。
実店舗より低リスクで始められるなら、初心者に限らず、事業として展開する場合でも、ネットショップは良い選択ですね。
販売エリアが圧倒的に広い
ネットショップは、インターネットを通じて販売するという性質上、販売エリアの広さも強みです。
実店舗であれば、徒歩や車で来れる範囲内が商圏になります。
しかし、ネットショップであれば、インターネットが繋がっている範囲内、それこそ世界中が商圏になりえます。
とは言え、現実的には言語の壁や、配送の問題があるので、日本国内に限定されることが多いでしょう。
もし、日本国内全域が商圏になるなら、実店舗に比べて圧倒的に多くのお客様を相手にしたビジネスが可能です。
また、実店舗であれば、どこに店を構えるかは重要です。
まったく同じ店を運営していたとしても、立地によって集客力が左右されるからです。
しかし、ネットショップであれば、事務所を家賃が高い都市部に構える必要はありません。
家賃などの固定費を、大幅に節減できます。
実店舗で広い商圏を狙うなら、どうしても都市部の一等地など、家賃が高い場所で開店することになります。
ネットショップなら地方に居ても全国を相手にビジネスできるから、それこそ自宅でも開業できますね。
営業時間の縛りが無い
ネットショップでは、24時間365日、自動的に注文を受け付けることができます。
つまり、営業時間や曜日を気にせず、お客様の好きな時間に、いつでも買い物してもらうことができます。
営業時間中はスタッフが常駐している必要がある実店舗と違い、ネットショップの管理者は24時間365日、パソコンの前に居る必要はありません。
定期的に注文を確認して、発送などの対応をすれば大丈夫です。
そのため、ネットショップは以下のような場合にも向いています。
- 実店舗を運営しながらのネットでも販売
- 会社員の副業としてネットショップ運営
- 子育て真っ最中のママの起業
営業時間と関係なく常時、ネットショップ自体が販売活動をしてくれるイメージです。
朝起きて確認したら、深夜の間に注文が入っていた…ということも普通にある訳ですね。
ネットショップのデメリット(実店舗と比較)
実店舗と比較して、ネットショップのデメリットは、大きく以下の3つです。
- 開店しただけでは集客できない
- 価格競争に巻き込まれやすい
- お客様との接点を作るのが難しい
それぞれのデメリットについて解説します。
開店しただけでは集客できない
実店舗であれば開店するだけで、店の前を通る人の目に入り、集客につながることもあります。
しかし、ネットショップは開店しただけでは、誰にもネットショップの存在を知ってもらえず、当然売上にもつながりません。
積極的に、ネットショップの存在を知ってもらう動きをして行く必要があります。
ネットショップの存在を知ってもらうためには、主に以下のようなことができます。
- 検索結果で上位表示されるようにSEO対策をする。
- SNSで情報発信し、ネットショップへ誘導する。
- ネット広告を利用して集客する。
- リアルでのイベントを開催する。
実店舗であっても、勝手に商品が売れて行くことはなく、特に開店直後は集客努力が必要です。
まずは自分のネットショップの存在を知ってもらい、お客様に「ここで買いたい」と思ってもらえるようにしなくてはいけません。
これはある意味、実店舗でも同じです。戦略的に宣伝・集客をして行かなくてはいけません。
まずは自分のネットショップを知ってもらわないと当然、購入にはつながらないですよね。
価格競争に巻き込まれやすい
インターネットがつながっていれば地域を選ばず、どこにいても買い物できることがネットショップの大きなメリットです。
ネットショップの商圏は、少なくとも日本国内全域になります。
言語や配送の問題がクリアできるのであれば、世界中を商圏にすることも可能です。
しかし、そのメリットが、販売側にとっては逆にデメリットになる場合もあります。
インターネット上でユーザーは、競合になる他のネットショップと簡単に比較できるため、価格の安さが購入の決め手になることも多いからです。
同じような商品であれば、安い方が売れる傾向があります。
かと言って、競合のネットショップと安さを競っている中で、価格を下げ過ぎて利益を圧迫されることになりかねません。
価格競争に巻き込まれないためにも、ユーザーに選んでもらえる価格以外のメリットが打ち出せているか考えてみましょう。
価格以外のメリットは、商品そのものの特徴とは限りません。
例えば、以下のようなものが考えられます。
- 早さ・・・「最短当日発送」
- 希少性・・・「当店オリジナルデザイン」「限定○○個」
- 特典・・・「ご購入で○○をプレゼント」「無料で名入れサービス」
- 保証・・・「満足できなかったら返金」「修理の3年無料保証」
同じようなものを買うなら、少しでも安く買いたいのがユーザーの心理ですもんね。
ただ、もし価格勝負できる自信があるなら、それも強みにはなります。
お客様との接点を作るのが難しい
お客様と直接顔を合わせて販売する実店舗と違い、ネットショップはお客様の顔を見ることができません。
直接コミュニケーションを取れず、お客様との接点を作りづらいので、長期的な関係性を作りづらい面があります。
とは言え、ネットショップ運営でも、工夫次第で接点を作ることができます。
お客様との接点を作るために、以下のような施策を検討してみましょう。
- メールマガジンを配信
- 割引クーポンを配信(誕生日・購入○ヶ月後など)
- リアルイベントを開催
- 商品に手書きのメッセージを同封
- SNSを活用して既存客とコミュニケーション
ネットショップでは、お客様との接点を作る工夫がどれだけできるかが、売上に大きく影響します。
自分のネットショップの商材やターゲット層などに合う、最適な施策を選びましょう。
今であれば、上手くSNSを活用できるかは大きなポイントになります。
TwitterやInstagramを頑張っているネットショップも多いですよね。
ネットショップとECモールとの違い
ECモールとは、多数のネットショップが集まった、インターネット上のショッピングモールのようなものです。
代表的なものでは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどがあります。
既存のプラットフォームを利用できるため、自社運営のネットショップのように独自ドメインを取得して、1から作成する必要はありません。
ECモールの最大のメリットは、ECモールの知名度を活かした集客力です。
ただし、同じECモール内でも同じジャンルの商品がたくさん出品されているので、その中での競争は激しいです。
また、ECモールには、以下のようなデメリットもあります。
- 出店プランに応じた初期費用、出店プラン・売上に応じた月額費用が発生する。
- 同じECモール内で価格競争になりやすく、薄利多売になる可能性がある。
値下げして利益率が下がっているのに、ECモールへの高額な費用が掛かるとなると、健全な利益を出し続けることは難しくなります。
「有名なECモールだから」と安易に出店してしまうと、大赤字になる可能性があります。
目指す売上や規模、掛けられる経費、見込める利益などをよく考えて、検討しましょう。
ネットショップとECモールの比較表
|
自社ネットショップ |
ECモール出店 |
初期費用 |
ネットショップ作成サービスを利用すれば、無料~数千円でも可能。 |
ECモールやプランによるが、数万円~数十万円。 |
月額費用 |
ネットショップ作成サービスを利用すれば、無料~数千円でも可能。 |
ECモールやプランによるが、数万円~数十万円。 |
利益率 |
自社でコントロールしやすく、戦略次第で高い利益率を出せる。 |
出店費用が安くない上に、価格競争に巻き込まれやすく、薄利多売になりがち。 |
導入・運用 |
自社にあったネットショップ作成サービスを利用し、多彩なオプションでカスタマイズできる。 |
ECモール側で用意されている機能や仕様に従うのみ。 |
集客力 |
自社で独自に集客対策を行う必要がある。 |
誰もが知っている有名なECモールであれば、集客力はある。 |
URL |
独自ドメインを使ったURLにできる。 |
ECモールで用意されたURLになる。 |
デザイン |
豊富なテンプレートから選べたり、オリジナルデザインにもできる。 |
ECモールのデザインに準ずる。 |
顧客情報活用 |
顧客情報を自社で直接管理できるので、リピーターを増やす施策を行いやすい。 |
顧客情報はECモール側で管理されているので活用できない。 |
ネットショップとECモールで、「どちらが良い」ということはないです。状況や考え方によって、ベストな選択は異なります。
もしECモールに出店していても、ECモールのデメリットをカバーするために、並行して自社のネットショップも運営するのもアリですね。
ネットショップ運営に必要な5つの業務
放置していても成り立つ一般的なのホームページとは異なり、ネットショップを運営して行くためには、様々な業務があります。
以下は、ネットショップ運営での主な業務です。
- 商品の企画
- 商品の管理
- 顧客満足度の向上
- ネットショップ自体の管理
- マーケティング業務
このような業務を行うためには、一般的なホームページに商品を載せておくだけでは難しいです。
しっかりネットショップ運営ができる、ショッピングシステムを活用しなくてはいけません。
初心者でも気軽に活用できるショッピングシステムこそが、当サイトでご紹介しているネットショップ作成サービスです。
この5つの業務をバランス良く進めることで、「売れるネットショップ」を継続させることができます。
バランスが大事なんですね。マーケティングの勉強もしないと…。
では、それぞれの業務について解説します。
商品の企画
ネットショップで取り扱う商品は、大きく「自社のオリジナル商品」と「他社から仕入れて販売する商品」の2つに分けられます。
どちらかのみを取り扱う場合もあれば、両方を取り扱う場合もあるでしょう。
「自社のオリジナル商品」であれば、商品のコンセプトや仕様、製造計画など、企画だけでも幅広い業務があります。
「他社から仕入れて販売する商品」であれば、仕入れる商品のジャンル選択、仕入先の開拓や選定などの業務があります。
どちらにしても、市場調査や販売予測などマーケティングの業務が含まれる場合があります。
商品の魅力が販売数に大きく影響するので、商品の企画は重要な業務です。
まずは、お客様に商品の魅力を感じてもらい、買ってもらえないことには、ネットショップは成り立ちません。
扱う商品について決めることは、ネットショップ運営の根幹ですね。
商品の管理
商品の管理は、主に以下の3つがあります。
ネットショップの販売動向や、在庫数を把握して仕入れを行い、円滑に販売が行えるようにする必要があります。
注文が入っているにもかかわらず、在庫がないために販売できないという、機会損失を防がなくてはいけません。
とは言え、在庫が多くなりすぎることも経営上良くないので、バランスが重要です。
また、注文を受けてから入金確認を行い、漏れなく円滑に発送できるよう管理します。
必要に応じて、領収書や納品書などの発行業務もあります。
ネットショップの日常業務の部分が「商品の管理」です。ネットショップの信頼性を守るためには、円滑に販売が行えるよう、問題なく行うことが基本となる業務です。
お客様からしたら「注文した商品が正しく届いて当たり前」なので、そこが崩れると、ネットショップの信頼が落ちてしまいますよね。
顧客満足度の向上
購入していただいたお客様の満足度を上げる業務です。
具体的には、お客様からのお問い合わせやクレームの対応です。
お問い合わせやクレームは、商品についてだけでなく、注文するまでや、商品が届くまでの過程についての場合もあります。
直接、お客様と接する機会が極端に少ないネットショップにおいて、お問い合わせやクレームの対応は、顧客満足度を向上させるチャンスであるとも言えます。
また、お客様からの声は他部署とも共有して、より良いネットショップや商品にするために活用しましょう。
ネットショップ運営側のミスで、お客様にご迷惑をお掛けすることはあり得ます。しかし、その際の対応の仕方次第で、逆に顧客満足度を上げることもできます。
ピンチをチャンスにできるかは、お客様の気持ちに寄り添った対応次第って訳ですね。
ネットショップ自体の管理
常に最新かつ正しい情報が載っていて、より魅力的なネットショップになるよう随時、メンテナンスを行います。
新商品の登録や、おすすめ商品のピックアップ、販売終了や在庫切れ商品の削除などを行います。
また、商品の魅力を伝えられるコンテンツを増やしたり、ネットショップに掲載している内容の見直しを行い、改善し続けましょう。
ネットショップ運営では、ネットショップそのものが店の顔であり、お客様との接点になります。定期的に見直して、随時、改善・改良をして行きましょう。
最初に作ったネットショップのまま、放ったらかしではダメですよね。
マーケティング業務
ネットショップの売上アップに、マーケティング業務が欠かせません。
単に魅力的な商品を掲載しているだけでは売れないからです。
ネットショップのマーケティング業務には、主に以下のようなものがあります。
- ネットショップへの集客
- ネットショップの改善
- 顧客の分析
- キャンペーンの企画
本来は「マーケティング」と一言にいっても幅広いのですが、ネットショップでは「売上をさらに伸ばすために何ができるか」を考えて実行する業務と言えます。
流れに身を任せるだけのネットショップ運営では成功しません。主体的に流れを作れるよう、マーケティング業務が重要です。
現状維持を考えているだけでは、落ちて行きますよね。伸ばし続けられるように、目標を立てて取り組みます。
ネットショップで求められる機能
一方的に事業案内などをしている一般的なホームページとは異なり、ネットショップはオンラインで注文受注や決済を行うなど、ユーザーとのやり取りが必要です。
そのため、ネットショップだからこそ求められる、様々な機能があります。
最低限必要な機能
どのようなジャンルや規模かは関係なく、ネットショップで最低限必要な機能です。
商品管理機能 |
販売する商品を登録し、管理する機能です。 登録している内容が、商品紹介ページに反映されます。 |
注文機能 |
注文した商品をカートに入れ、必要な情報の入力や選択を行い、オンラインで注文できる機能です。 |
決済機能 |
クレジットカード決済を始め、電子マネーやキャリア決済など、様々なオンライン決済をできる機能です。 |
受注管理機能 |
ネットショップ運営側が、注文された内容を確認し、スムーズに梱包・発送できるよう管理できる機能です。 |
お問い合わせフォーム |
ユーザーが注文前に疑問に思ったことを問い合わせられたり、注文したお客様が問い合わせることができる送信フォームです。 |
上記の機能は、すべてのネットショップで必要な機能です。
この5つの機能がないと、ネットショップとして成り立たないですよね。
できれば欲しい機能
「最低限必要」と言うほどではないですが、ネットショップで、できれば欲しい機能です。
レビュー機能 |
購入したお客様が、商品の感想を投稿できる機能です。 良いレビューは、商品やネットショップの信頼性UPにつながります。 |
クーポン発行機能 |
自店で購入いただいたことがある、既存のお客様にクーポンを発行することで、リピート購入を促せます。 |
会員管理機能 |
会員特典のある会員制度を設け、会員を増やすことで、リピート顧客の獲得を図れます。 |
ポイント付与機能 |
購入額などに応じたポイントを付与することで、1人あたりの購入金額アップや、リピート購入を期待できます。 |
メルマガ配信機能 |
お客様にとっても有益な情報発信をすることで、ネットショップのファン数増加や、リピート購入を期待できます。 |
上記の機能は、ネットショップの売上UPのために、できればあった方が良いです。
確かに、なくてもネットショップとして成り立ちますが、どれも欲しい機能ですね。
ネットショップ作成サービス
おすすめTOP 6を見る
ネットショップの自作方法 3パターン
ネットショップを自作する方法は、主に以下の3つです。
結論を先に言うと、初心者にはネットショップ作成サービスを利用する方法がオススメです。
- ゼロから完全オリジナルで作成する(フルスクラッチ型)
- オープンソースを利用する(オープンソース型)
- ネットショップ作成サービスを利用する(ASP型)
ゼロから完全オリジナルで作成する(フルスクラッチ型)
既存のシステムなどをベースにするのではなく、ゼロからプログラムなどのコードを書いて、ネットショップを作成する方法です。
ゼロからコードを書いて作成する方法は、「フルスクラッチ」と呼ばれています。
フルスクラッチは、ネットショップ自作方法の中で、最も費用と手間が掛かる方法です。
初期の制作費が数千万円~数億円、ランニングコストが月額数十万円以上は掛かります。
そして、フルスクラッチでは、高い技術力が必要です。
初心者には不可能なので、専門の会社に発注するか、専門スキルを有する人材を雇って内製する必要があります。
フルスクラッチのメリットは、完全オリジナルのネットショップを作成することが可能なことです。
予算さえ取れるなら、既存のシステムに依存しない、思い通りのネットショップにできます。
ただ、前述の通り、膨大な費用が必要なので、大きな予算を確保してでもメリットを得られる大企業向きの方法です。
一般的なホームページではなくネットショップなので、HTMLやCSS以外に、プログラムも書けるプロでないとできない方法です。
オープンソースを利用する(オープンソース型)
「オープンソース」と呼ばれる、一般公開されている既存のプログラムをベースにネットショップを作成する方法です。
有名なオープンソースとしては、「WordPress(ワードプレス)」や「EC-CUBE(イーシーキューブ)」があります。
オープンソースというジャンルで言えば「WordPress」が一番有名ですが、WordPressはネットショップ専門ではありません。
WordPressをネットショップ構築に利用する場合は、ショッピングカートを導入できる「Welcart」などのプラグイン(拡張機能)を追加することにが一般的です。
そして、EC-CUBEはネットショップ構築専門のオープンソースです。
全国で35,000店舗以上の導入実績があり、完全日本製の安心感があります。
オープンソースを利用するのであれば、ゼロから完全オリジナルで構築するよりも、制作費を大幅に低く抑えることが可能です。
とは言え、初期の制作費が数十万円~数百万円、ランニングコストが月額数千円以上は掛かります。
そして、フルスクラッチほどではないですが、技術力が必要です。
オープンソースをカスタマイズしたり、HTMLやCSSなどを扱えるスキルが必要です。
オープンソースを利用するメリットは、フルスクラッチより大幅に費用を抑えられ、スキル次第で自由度の高いデザインのネットショップ作成が可能なことです。
ただ、それなりの費用が必要なので、中規模の企業で、しっかり予算を取れる場合に向いています。
初心者でも頑張ればできなくはないですが、少しハードルが高いです。
自分で根気よく調べたりするのが得意な人なら、できるかもしれませんね。
ネットショップ作成サービスを利用する(ASP型)
当サイトでもご紹介している「ネットショップ作成サービス」を利用する方法です。
ネットショップ作成サービスは「ASP」と言われ、インターネット上でネットショップ作成ができるサービスです。
有名なネットショップ作成サービスとして「STORES(ストアーズ)」や「BASE(ベイス)」などがあります。
ネットショップ作成サービスを利用する方法であれば、どの方法よりも圧倒的に低コストで作成・運営ができます。
初期費用は無料のサービスが多く、月額費用も¥0から数千円であることがほとんどです。
また、Webの専門知識ゼロの初心者でも、早く簡単にネットショップ作成ができます。
ネットショップ作成サービスを申し込んだ当日に、ネットショップを開設することも可能です。
ただし、「こだわりのオリジナルデザインにしたい」という場合は、専門知識が必要です。
逆に言うと、HTMLやCSSなどを扱えるスキルがあれば、ネットショップ作成サービスを利用する方法であっても、オリジナルデザインにできます。
初心者にとっては、ネットショップ作成サービスを利用するのが、現実的な選択です。
仮にプロであっても、早く簡単にネットショップを開設したいなら、ネットショップ作成サービスを利用した方が良いですよね。
結論、ネットショップ作成サービスで自作がオススメ!
以下は、ネットショップの自作方法 3パターンの比較表です。
|
完全オリジナル |
オープンソース |
ネットショップ 作成サービス |
制作費用 |
数千万円~数億円 |
数十万円~数百万円 |
0円が多い |
月額費用 |
数十万円以上 |
数千円以上 |
0円~数千円 |
難易度 |
★★★★★ |
★★★ |
★ |
結論としては、ネットショップ作成をする場合、ネットショップ作成サービスを利用する方法が一番オススメです。
ネットショップ作成サービスは、豊富な機能が用意されており、カスタマイズできる範囲も広いので、個人運営から中小企業運営のネットショップ作成まで幅広く対応できます。
高い費用を掛けるほど、利益を出すのが難しくなります。ネットショップ作成サービスででサッと作ってしまって、早く集客などに力を注いだ方が得策です。
「ネットショップを作る」こと自体に手間や費用を掛けなくても、ネットショップを持てる時代ですものね。
ネットショップ作成サービス
おすすめTOP 6を見る
ネットショップを自作するメリット
ネットショップを自作するメリットは、以下の通りです。
- 作成や運営に掛かる費用を、圧倒的に低く抑えられる。
- たくさん売れるほど、利益を多く出しやすい。
- ネットショップ作成・運営のノウハウが蓄積される。
- 自店のブランディングや、お客様の囲い込みがしやすい。
作成や運営に掛かる費用を、圧倒的に低く抑えられる
ネットショップ作成をプロに依頼するのではなく、自作することで、作成や運営に掛かる費用を圧倒的に低く抑えることができます。
プロに依頼してネットショップ作成となると、主に「ゼロから完全オリジナルで作成」か「オープンソースを利用して作成」かになります。
「どのようなネットショップか」以外にも、「どの方法で作成するか」「どこに依頼するか」により予算は大きく異なりますが、目安としては以下のような金額です。
|
完全オリジナル |
オープンソース |
ネットショップ 作成サービス |
制作費用 |
数千万円~数億円 |
数十万円~数百万円 |
0円が多い |
月額費用 |
数十万円以上 |
数千円以上 |
0円~数千円 |
ネットショップ作成サービスを利用して自作すると、それこそ「ケタ違い」の格安で作成・運営が可能です。
初期費用やランニングコストを低く抑えられるということは、早く利益を出しやすくなります。
そして、もし途中の辞めた場合でも、金銭的なマイナスを最小限に抑えられます。
ネットショップ運営に限らずですが、開業した直後から「理想通りの売上が出る」ということはありません。
開業直後の創業期でも、ネットショップ運営コストが少ないほど、持ち堪えることができます。
そのため、圧倒的に低コストであることは、ネットショップを自作する最大のメリットと言えます。
ネットショップ作成サービスを利用する方法は、掛かる費用の差がケタ違いですね。
はい。圧倒的に安く、そして早くネットショップを作成・運営できます。
たくさん売れるほど、利益を多く出しやすい
楽天やAmazonなどのECモールの多くは、月額固定の利用料や、販売に応じた手数料が掛かります。
たくさん売れても、ECモール利用料や販売手数料の割合が大きく、利益を圧迫されることが多々あります。
かと言って、ECモール内での激しい価格競争があるので、商品単価を高くして売るはの難しいです。
そうなると、どうしても「薄利多売」の戦略になってしまいがちです。
また、プロに依頼してネットショップ作成をしてもらった場合は、多額の初期費用やランニングコストが掛かってしまいます。
しかし、ネットショップ作成サービスであれば、初期費用0円・月額費用0円~数千円で運営できますし、ECモールのように販売手数料が発生しないサービスが多いです。
そのため、たくさん売れるほど、利益を多く出しやすいです。
自社でネットショップ作成して運営することで、利益率を高くしやすくなります。
ECモールや外部の制作会社に依存しないことで、大幅な経費節減ができるのですね。
ネットショップ作成・運営のノウハウが蓄積される
ネットショップ作成をプロに依頼している場合と違い、自作して自分で運営していると、ネットショップ作成・運営のノウハウが蓄積されれて行きます。
これは隠れたメリットですが、大事なポイントです。
初めてネットショップ作成に挑戦する人は、ネットショップを作る方法も知らず、戸惑うこともあるでしょう。
初めて挑戦することは、難しく感じたり、面倒に感じるものです。
しかし、今は、簡単に自作できるサービスがあるので、作ること自体は難しくありません。
一度経験すれば、「思っているより、ずっと簡単!」であることが分かると思います。
そして、自分で試行錯誤しながら運営して行く中で、ネットショップ運営ノウハウが自分の財産となります。
これは、プロに任せているだけでは得られないメリットです。
自分でネットショップを作っているからこそ、得られるメリットです。
ネットショップを自作することで、費用を浮かせられて、ノウハウを得られるなんて素敵です。
自店のブランディングや、お客様の囲い込みがしやすい
ネット販売するには、楽天やAmazonなどのECモールに出店する方法もあります。
楽天やAmazonは知名度が抜群に高く、多くの人に利用されています。
知名度が抜群のECモールに出店した方が、たくさん売上を出せそうです。
しかし、ECモールには、以下のようなデメリットがあります。
- 月額固定の利用料や、販売に応じた手数料が発生する。
- 利用料・手数料の割合が大きいので、利益が圧迫されやすい。
- たくさんの競合他店が出店しているので、価格競争に巻き込まれやすい。
そして、購入してくれたお客様は、あなたの店ではなく、あくまでECモールに付いているお客様です。
例えば楽天であれば、便利な楽天が好きで、楽天ポイントを貯めたくて利用しているお客様なのです。
そのため、ECモールには、以下のようなデメリットもあります。
- ネットショップのブランディングが難しい。
- 顧客情報を収集して活用できない。
しかし、ネットショップを自作すれば、価格競争に巻き込まれにくく、デザインや運営方法なども比較表自由にできます。
そして、リピート購入につなげるために、顧客情報を活用したマーケティングが可能です。
ネットショップ成功には欠かせないSNSとの親和性が高く、自店のファン作りがしやすいのも大きなメリットです。
自分で作ったネットショップだからこそできることがあり、長い目で考えたときの集客力につながります。
もしECモールに出店していたとしても、自社のネットショップはあった方が良いですね。
ネットショップ作成サービス
おすすめTOP 6を見る
ネットショップを自作するデメリット
ネットショップを自作するデメリットは、以下の通りです。
- 自分で作成する時間と手間が掛かる。
- 他のネットショップとデザインが似てしまう事がある。
- プロのサポートなしで作成・運営する必要がある。
- 集客を自分で行う必要がある。
自分で作成する時間と手間が掛かる
ネットショップを自作するということは、当然ですが、作成するための時間と手間が掛かります。
忙しい人は、作成作業に時間を割けず、ネットショップ自作を挫折してしまうかもしれません。
しかし、ネットショップ作成サービスを利用すれば、短時間で完成させることが可能です。
初心者でも簡単に作れるようになっているので、短期間でネットショップを開設することができます。
最短で、ネットショップを申し込んで、作り始めた当日に開設することも可能です。
とは言え、プロに任せるよりは、自分の時間を取られるのは事実ですが、少しの手間で費用を大幅に低くできるなら、挑戦する価値があるのではないでしょうか?
その少しの手間も掛けたくない場合は、費用を掛けてプロにネットショップ作成を依頼しましょう。
自分の時間は取られますが、それを考慮してでも得られるメリットが大きいのが、ネットショップの自作です。
ネットショップ作成サービスを利用すれば、1日で作ることも可能なら、問題ないですよね。
他のネットショップとデザインが似てしまう事がある
ネットショップ作成サービスを利用すれば、初心者でも簡単に、プロ級デザインのネットショップを作れます。
なぜなら、プロのデザイナーが作ったテンプレートを使用できるからです。
テンプレートとは、ネットショップ全体のデザインや機能が決まる雛形で、豊富なテンプレートが用意されています。
つまり、同じネットショップ作成サービスで、同じテンプレートを選んだネットショップが、他にも存在するということです。
とは言え、テンプレートをカスタマイズできるネットショップ作成サービスが多いので、カスタマイズ次第で雰囲気を変えることができます。
そして、載せている写真などでも、雰囲気が変わるので、それほど心配しなくても大丈夫です。
もし、既存のテンプレートを使用することに抵抗がある場合は、デザインだけをプロに依頼することも検討してみましょう。
ネットショップ作成サービスでは、テンプレートをそのまま使うだけでなく、オリジナルデザインにもできることが多いです。
ネットショップ運営で大事なのは「オリジナリティのあるデザイン」ではありません。そのネットショップのコンセプトや、扱っている商品などの「中身」です。
信頼感のあるデザインは大切だと思いますが、「完全なオリジナル」であることの優先順位は低いですよね。
プロのサポートなしで作成・運営する必要がある
ネットショップを自作するということは、ネットショップのコンセプトから取り扱う商品まで、すべてを自分で考えなくてはいけません。
ネットショップ作成サービスを使えば簡単に作れるとは言え、本当に自分でも作れるのか不安もあるでしょう。
しかし、どのサービスも、分かりやすいマニュアルサイトがありますし、問い合わせできるサポートもあるので、使い方については心配不要です。
あと、売上を伸ばすための運営方法などは、自分で考えなくてはいけません。
「makeshop(メイクショップ)」のように、集客や運営についてECアドバイザーに相談できるネットショップ作成サービスもありますが、そのようなサポートがないサービスであれば、自分で考えて実行する必要があります。
すごい大変なことのように思うかもしれませんが、プロに依頼して作ったとしても、自分で考えないといけない部分は多いです。
プロが1から10まですべて考えてくれる訳ではないですし、仮にそこまでしてくれるプロがいるとしたら、高額な費用が掛かります。
ネットショップ運営についての情報は、インターネット上や書籍でもたくさん見つかります。
結局は、自分で試行錯誤しながら運営して行くしかないので、それほど心配しなくても大丈夫です。
ネットショップ作成自体をプロに依頼したとしても、試行錯誤しながら運営して行くことになるのは同じです。
ネットショップ作成サービスを利用していても、プロのアドバイスが欲しい場合は、makeshopを選べば良いですね。
集客を自分で行う必要がある
自分で作ったネットショップは、楽天やAmazonなどのECモールのような知名度はありません。
既に、実店舗が有名で、ファンが付いているような状況であれば別かもしれませんが、ゼロからのスタートになることが多いと思います。
そのため、実店舗がある場合は、実店舗と連動させて集客することも有効です。
もし実店舗がない場合は、SNS活用・SEO対策・ネット広告・メディアへのアピールなど、まずはネットショップの存在を知ってもらうための施策が必須です。
ネットショップの集客は、長期的な視野で、SNS活用やSEO対策をして行きましょう。テレビやWebメディアなどへのアピールもオススメです。
自分のネットショップのターゲット層にあったアピールが大切ですね。
ネットショップ作成サービス
おすすめTOP 6を見る
自作できるネットショップ作成サービスとは?
初心者でも簡単に使えるネットショップ作成サービスの利用者は、年々増加しています。
ネットショップ作成サービスとは何かについて解説します。
初心者でもネットショップを自作できる
ネットショップ作成サービスとは、本格的なネットショップを自作できるサービスです。
初心者でも、Webの専門知識不要で簡単にネットショップを作れます。
どのサービスも豊富なデザインテンプレートが用意されているので、プロが制作したような、見栄えの良いネットショップ作成が簡単にできます。
一般的なホームページとは違い、ネットショップには最低限、以下の機能が必要です。
商品を数点売りたいだけであれば、店舗案内のホームページに情報を載せておくだけでも、できるかもしれません。
商品が、たまにしか売れそうもないのであれば、それでも良いでしょう。
しかし、例え小規模であっても本格的に販売したいのであれば、その方法だと運営に無理が生じます。
ホームページを見たお客様からたくさん来る「注文したい」という電話やメールに1件1件対応し、発送までスムーズに完了させるのは、なかなか大変なことです。
商品の「注文→決済→受注→発送」までの一連の流れをスムーズに行うためには、ネットショップ専用のサービスであることは必須です。
初心者にはハードルが高かったネットショップ作成が、簡単にできるサービスが増え、ネットショップ自作は誰でもできるようになりました。
ネットショップを自作するハードルが下がった分、作成後の運営に時間を使えますね。
「プロに依頼」と「ネットショップ作成サービスを利用」の違い
ネットショップを開設するには、ネットショップ作成サービスを利用する以外に、Web制作会社などの「プロに依頼する」方法があります。
プロに依頼することで、よりクオリティの高いネットショップが完成する可能性は高まります。
しかし、数十万円~数百万円もの制作費が掛かるため、予算的に余裕がないと難しいです。
今は、当サイトでご紹介しているような、本格的ななネットショップを簡単に開設できる、様々なネットショップ作成サービスがあるので、まずはそちらを検討してみましょう。
プロが作ったようなネットショップを簡単に作成できる、ネットショップ作成サービスが多数あります。
普通のホームページだけでなく、ネットショップも簡単に自分で作れるのですね。
ネットショップ作成サービス
おすすめTOP 6を見る
自作できるネットショップ作成サービスの特徴
サービスやプランにより特徴は異なりますが、当サイトでご紹介しているネットショップ作成サービス全般で、共通している特徴について解説します。
Webやプログラムの専門知識不要でネットショップを自作できる
本来、一般的なホームページを作成するには、HTMLやCSSなどを扱えるスキルが必要です。
ネットショップとなると、それに加えてプログラムのスキルが必要になります。
そこで、Web制作会社などのプロに依頼するとなると、数十万円~数百万円もの費用が掛かります。
そのため、予算が限られている場合、プロに依頼する選択肢は選べないでしょう。
しかし、ネットショップ作成サービスを利用すれば、専門知識ゼロの初心者でも、簡単にネットショップを自作できます。
しかも、オリジナルで依頼していたら多額の費用が掛かる機能を、追加費用無しでたくさん付けることができます。
また、圧倒的に低コストでネットショップを開設し、運営して行くことが可能です。
「気軽にネットショップを始めたい」という方には最適です。
ネットショップ作成はプログラムの知識が必要なので、ホームページ作成以上にハードルが高かったです。
誰でも作れるようにしているネットショップ作成サービスは、初心者にありがたいサービスですね。
プロが作ったようなデザインのネットショップ作成ができる
自分でネットショップ作成をするにあたって一番心配なのは「素人っぽいデザインにならないか」ではないでしょうか?
デザインが素人っぽいと、そのネットショップや商品の信頼性に悪影響で、それはダイレクトに売上に響きます。
当サイトでご紹介しているネットショップ作成サービスはどれも、豊富なデザインのテンプレートが用意されています。
テンプレートとは、ネットショップ全体に適応されるデザインの雛形です。
テンプレートを選ぶだけで、プロが作ったようなデザインのネットショップを作れます。
好みのテンプレートを選んで作成して行けるので、「素人感満載のダサいネットショップ」にならず、ネットショップ自体や商品のイメージを落としません。
むしろ、イメージアップに貢献できるネットショップを作れます。
制作会社に依頼して作ったネットショップと比較しても、見栄え的な差が無いネットショップを持てます。
自分で作っても、オシャレなネットショップが作れるなら安心です。
ショッピングカートを導入できる
ショッピングカートとは、ネットショップでの注文を処理するソフトウェアのことです。
ネットショップで買い物をする場合、商品を選んでカートに入れ、配送先などの必要な情報を入力したり、決済方法を選択してから注文します。
注文した内容は、メールでネットショップ運営者に届き、ネットショップの管理画面に反映されます。
注文から受注の一連の流れができる仕組みが、ショッピングカートの根幹です。
なお、顧客管理機能や販促機能なども含めて「ショッピングカート」と呼んでいる場合も多いです。
ショッピングカートの仕組みを構築するには、プログラムの知識が要ります。
そこで、制作会社などのプロに依頼して、オリジナルのショッピングカートシステムを構築してもらうとなると、数百万円以上もの費用が掛かってしまいます
ネットショップ作成サービスを利用すれば、既製のショッピングカートシステムを、かなり安価で使うことができるのが大きなメリットです。
一般的なホームページとの一番の違いは、ショッピングカートの部分です。
ショッピングカートの仕組みがあってこそ、ネットショップとして成り立ちますよね。
商品の管理ができる
ネットショップ作成サービスは、管理画面で販売商品を登録し、管理することができます。
通常のホームページで同じことをしようとすると、商品ごとに写真や文章を入れて、ページ作成しなくてはいけません。
しかし、ネットショップ作成サービスでは、商品を登録して行けば、決められたデザインの商品ページが自動的に作成されて行きます。
登録した商品をカテゴリー別に別けたり、商品写真・商品説明文・価格などの商品情報を、管理画面で簡単に更新することができます。
また、在庫がなくなった商品を非表示にしたり、「入荷待ち」などの表示をさせることもできます。
ネットショップ運営で商品登録機能は必須です。そして、商品管理機能の利便性は、サービスごとに差が出る部分でもあります。
商品数が多くなるほど、商品管理機能の使い勝手は重要になりますよね。
豊富な決済方法を簡単に導入できる
ネットショップにおいて、豊富な決済方法を用意しておくことは重要です。
注文しようとカートに入れるところまで進んだのに、「希望の決済方法が用意されていない」というだけで、注文を辞められることがあります。
ただ本来、ネットショップで豊富な決済方法を導入するには、契約や設定などの面倒な手間が掛かってしまいます。
しかし、ネットショップ作成サービスでは、クレジット決済・コンビニ決済・キャリア決済・代金引換・銀行振込など、様々な決済方法の導入を簡単にできます。
サービスやプランによって取り扱っている種類は異なりますが、クレジットカード払いや代金引換はもちろん、コンビニ払いや電子マネーに対応しているサービスも多いです。
希望の決済方法がないことが理由で、途中で購入を辞めてしまうユーザーは少なくないです。
せっかくカートに商品を入れてもらえたのに、もったいないですね。
受注から発送までの管理ができる
注文がたくさん入ると、注文ごとの進捗状況を把握することが難しくなります。
どの注文が「発送済み」で、どの注文が「未発送」なのか、進捗状況を把握できないと、発送漏れのリスクがあります。
ネットショップ作成サービスでは、受注の管理をできる仕組みが用意されており、進捗状況をお客様にメールできる機能もあります。
お互いの顔が見えないネットショップにおいて、しっかりお客様対応することはお客様からの信頼につながり、リピーターを増やすことにつながります。
ご注文いただた商品を漏れなく発送することは、ネットショップ運営の基本なので、受注管理機能をしっかり活用しましょう。
注文いただいた商品を漏れなく発送することは、ネットショップ運営で当たり前の業務ですが、使いやすい受注管理機能があってこそできることです。
ネットショップ作成サービスなら、どれも受注管理機能が整っているので大丈夫ですね。
顧客管理や販売促進ができるサービスもある
ネットショップ作成サービスによって、どこまでできるかは異なりますが、顧客管理や販売促進の機能が充実しているサービスもあります。
一度購入してくださったお客様の情報は、ネットショップにとって財産です。
メールマガジン送信、クーポンの発行などを行い、リピートにつなげましょう。
一度購入いただいた顧客の管理は、ネットショップの売上を伸ばすために重要です。
新規のお客様よりも、既存のお客様に購入してもらう労力の方がずっと少なく済みますよね。
ネットショップ作成サービス
おすすめTOP 6を見る
自作できるネットショップ作成サービスを選ぶポイント
ネットショップ作成サービスを選ぶ際に確認したい、主なポイントは以下の通りです。
- 初期コストはいくらか。
- ランニングコストはいくらか。
- 初心者でも、簡単に使えるか。
- 選べるテンプレートは豊富に用意されているか。
- レスポンシブWebデザインに対応しているか。
- 独自ドメインを使用できるか。
- スムーズに豊富な決済方法を導入できるか。
- 集客できる機能はあるか。
- SEO対策ができるか。
- ブログ機能はあるか。
- サポート体制は整っているか。
初期コストはいくらか
ネットショップ作成サービスを申し込むときに支払う初期費用です。
初期費用が無料のサービスが多いですが、中には1万円程度の費用が要るサービスもあります。
初期費用は最初に1回だけ支払う費用ですが、無料のネットショップ作成サービスが多いです。
月額費用ばかり気にしてしまいがちですが、初期費用もよく確認しておかないといけませんね。
ランニングコストはいくらか
ネットショップ作成サービスの契約中に発生するランニングコストです。
1ヶ月単位の金額が決まっていて、月額料金として支払うパターンが一般的です。
月額料金が無料のプランもありますが、有料プランであれば¥2,000位からで、高くても¥10,000前後のサービスが多いです。
ちなみに、無料プランは固定の利用料金が掛からない分、決済手数料や販売手数料が高めに設定されていることが多いです。
利用料金は、年単位で先払いすると長期割引が適用されて、お得になるサービスが多いです。
長期割引が適用されると、1ヶ月あたりの金額が安くなってお得ですよね。
初心者でも、簡単に使えるか
ネットショップ作成サービスは基本的に、Webの専門知識ゼロの初心者でも、簡単に使えるようになっています。
とは言え「本当に自分でも大丈夫か?」と不安もあると思います。
無料のお試し期間や、無料プランが用意されているサービスであれば、実際に使って確かめましょう。
多くのネットショップ作成サービスが、無料体験期間や無料プランを用意しています。実際に管理画面をさわってみて、使い勝手を試してみましょう。
管理画面をさわってみれば、自分でも使えそうか分かりますよね。
選べるテンプレートは豊富に用意されているか
ネットショップ作成サービスは、初心者でもプロ級デザインのネットショップを作れます。
なぜなら、プロがデザインした「テンプレート」を適用させることで、ネットショップ全体のデザインが決まるからです。
興味のあるサービスで、どのようなテンプレートが用意されているのか確認してみましょう。
見るべきポイントは、「テンプレートのデザイン」「テンプレート数」「テンプレートは無料か有料か」などです。
どのネットショップ作成サービスもテンプレートが豊富に用意されていますが、自分が気に入るデザインがあるかどうかは確かめてください。
テンプレートには無料版と有料版があるので、そのあたりも確かめたいですよね。
有料版であっても、気に入ったデザインがあれば購入するのもアリです。その場合の販売価格も確かめておきましょう。
レスポンシブWebデザインに対応しているか
レスポンシブWebデザインとは、サイト訪問者のデバイス(パソコンやスマホなど)に最適なレイアウトを、自動的に表示させる手法です。
例えば、スマホでアクセスしたときは、スマホで見やすいレイアウトのホームページを表示させてくれます。
スマホやタブレットからのアクセスも多い現代では、レスポンシブWebデザインは必須です。
SEO対策のためにも欠かせないポイントなので、必ずレスポンシブWebデザイン対応のサービスを選びましょう。
多くのネットショップ作成サービスは、標準でレスポンシブWebデザインに対応しています。
スマホからのアクセスが半数以上を占めているので、ネットショップのスマホ対応は必須ですね。
独自ドメインを使用できるか
独自ドメインとは「sample.com」のように、任意の文字列で取得したドメインのことです。
「ドメイン取得サービス」で取得することができ、「sample」の部分は社名や店名など、ネットショップの内容に合った文字列を使うことが一般的です。
ネットショップ作成サービスから無料で付与されるドメインを使用したネットショップでは、信用性に欠けます。
必ず独自ドメインを使用できるサービスを選びましょう。
ビジネスとしてネットショップを運営するなら、独自ドメインは必須ですよね。
独自ドメインを利用可能と言っても、無料プランでは使えないネットショップ作成サービスもあります。また、無料プランであれば別途費用が要る場合があるので、必ず確かめてください。
スムーズに豊富な決済方法を導入できるか
ネットショップ運営において、豊富な決済方法を用意しておくことは重要です。
お客様が購入しようとカートに入れた後に、希望の決済方法が使えないことに気付くと、購入を辞められる可能性があるからです。
ネットショップ作成サービスの中には、独自の決済代行サービスが用意されていることがあります。
そのような決済代行サービスは、面倒な申し込み手続き不要かつ無審査で、即日利用開始できることが多いです。
スムーズに豊富な決済方法を導入できることで、機会損失を防げます。
ネットショップでキャッシュレス決済の導入は必須なので、気になるネットショップ作成サービスで、どのような決済方法が導入できるか確かめましょう。
注文の度に掛かる決済手数料についても確かめておきたいですね。
集客できる機能はあるか
ネットショップを開設しただけで、勝手に注文が入ることはありません。
自分のネットショップを知ってもらい、アクセスしてもらうための集客活動をする必要があります。
ネットショップ作成サービには、SNSやECモールなどの外部サービスと連携することで、集客に使える機能が用意されていることが多いです。
自分のネットショップに合った集客ができる機能があるか、確かめてみましょう。
集客に活用できる機能について何が用意されているかは、ネットショップ作成サービスによってまちまちです。
自分が取り扱う商品と相性の良い集客機能があると良いですね。
SEO対策ができるか
SEO対策は、Googleなどの検索エンジンで検索されたときの、順位を上げるための対策です。
ネットショップのアクセスを増やすためには、狙っている検索ワードで上位表示させることが重要です。
そのSEO対策をするには、ページごとにタイトル(titleタグ)やページ概要(descriptionタグ)などの設定ができることが基礎となります。
その他にも、XLMサイトマップ作成ができたり、アクセス解析ツールと連携できたりなどもあります。
サービスによって「何ができるか」や「簡単にできるか」などが異なるので、確認しておきましょう。
SEO対策と言っても様々な施策がありますが、基本的な設定ができることは重要です。
アクセス解析ツールで、現状を把握できることも、SEO対策で大切ですよね。
ブログ機能はあるか
外部のブログサービスを使わなくても良いように、ネットショップ内にブログページを作れる機能です。
上記の「SEO対策」とも関係がありますが、ブログ記事を増やすことは、SEO対策の1つになります。
単に記事数を増やすだけでは意味がなく、優良な記事を、定期的に投稿し続けることが好ましいです。
ブログの記事を増やして行くことは、自分でできるSEO対策として有効です。ただ数を増やせば良い訳ではないので「良質な記事」を増やすことを意識してください。
ブログの記事ページが検索結果で表示されたら、アクセスしてもらえる可能性が高まりますよね。
サポート体制は整っているか
初めてネットショップを作る人であれば、サポート体制は気になるポイントだと思います。
電話・メール・チャットなどで、サポートスタッフに問い合わせできるのかを確認しましょう。
ただ、基本的に「電話サポートはなくて当然」と思っておいた方が良いです。
利用料金を安く抑えている分、問い合わせはメールやチャットのみであるサービスが多いです。
とは言え、どのネットショップ作成サービスもオンラインマニュアルが充実しているので、使い方に困ることはないと思います。
電話サポートがなくても、メールサポートやオンラインマニュアルで十分だと思います。
どうしても電話サポートがないと不安な人は、電話サポートがあるネットショップ作成サービスのプランを選びましょう。
ネットショップ作成サービス
おすすめTOP 6を見る
ネットショップを作成して開業するまでの流れ
初めてネットショップ運営をする人は、まず何からしたら良いのかイメージしにくいと思います。
そこで、ネットショップを作成して開業するまでの流れについて解説します。
ただし、あくまで一例なので、状況や考え方によっては順序が前後する場合もあります。
1つの例として、参考にご覧ください。
ネットショップを開業するまでの流れは以下の通りです。
- 販売する商品を決める
- ネットショップのコンセプトを決める
- ショップ名を決める
- 商品を準備する
- ネットショップを作成するサービスを決める
- 商品写真を撮影する
- 商品を登録する
- 決済方法を決めて準備する
- 配送や梱包の方法を決めて準備する
- 集客をする
販売する商品を決める
まずは、ネットショップで販売する商品を決めます。
販売するものが有形の商品とは限らず、サービスの場合もあるでしょう。
もし、具体的な商品がすぐに決まらないのであれば、商品のジャンルを決めてください。
既に実店舗を運営している人は、ネットショップで販売する商品はすぐ決まると思います。
とは言え、実店舗で販売している商品と同じである必要はなく、ネットショップ向けにラインナップを見直すのも一つの方法です。
ネットショップで販売する商品は、単に「自分が売りたい」というだけで決めてしまうのはオススメできません。
全国や世界を商圏に販売できる、ネットショップの特性を理解した上で、「売れるものを売る」ことが大事です。
販売する商品を決めたら、競合になる他のネットショップを調べてみることもオススメします。
ネットショップのコンセプトを決める
ネットショップに限らず、何か事業をするならコンセプトは重要です。
そこで、販売する商品を決めたら、ネットショップのコンセプトを決めます。
コンセプトを決める際は、以下のこのについて考えてみましょう。
- どんなお客様をターゲットにするか?
- どんな商品を提供するのか?
- どんな価格帯で販売するのか?
- どんな特長があるネットショップなのか?
- 他店にはない独自の強みは何か?
上記でも特に大事なのは、「どんなお客様をターゲットにするか?」です。
どんなお客様をターゲットにするかがハッキリしていないと、誰にも響かない中途半端なネットショップになってしまいます。
そこで、ターゲットとするお客様については、年齢や性別だけではなく、より具体的な言葉で表す必要があります。
例えば、「30代の女性」というザックリしたくくりではなく、「美容に対する意識が高く、高価格であっても良い化粧品を使いたいと考えている30代の女性」という感じが好ましいです。
コンセプトが決まることで、販売する商品が具体的に決められます。
決めたコンセプトに合った商品をラインナップして行きましょう。
ショップ名を決める
販売する商品や、ネットショップのコンセプトが決まれば、いよいよネットショップの名前を決める段階です。
商品やコンセプトとマッチしたショップ名である方が良いですが、思いつきだけで決めないようにしてください。
ショップ名を決める際は、以下のことに注意しましょう。
- 商品やコンセプトと合っているか?
- 覚えてもらいやすい名前か?
- 読み方が分かりにくくないか?
- 他のネットショップと同じ、もしくは類似していないか?
- そのショップ名で、希望する独自ドメインが取得できるか?
ショップ名の候補が出てきたら、決定する前に必ずネット検索してください。
他のネットショップはもちろん、ネットショップ以外の店名やサイト名とかぶっていないかは、よく調べましょう。
法的に問題ないショップ名だとしても、お客様を迷わせてしまうネーミングは好ましくありません。
商品を準備する
実際にネットショップで販売する商品を準備をします。
商品の準備には、大きく以下の2つの方法があります。
業者から仕入れる場合は、仕入先を決めなくてはいけません。
ネットショップのコンセプトに合った商品を、安定して仕入れられる業者を探してください。
そして、利益率を高くするためにも、できるだけ安く仕入れられる業者を探すことをオススメします。
もし、既に取引先がある場合は、ネットショップ用の在庫を確保できるかの確認や、仕入れ値の交渉をしましょう。
オリジナル商品を作る場合は、企画から作成まですべて自店で行う方法以外に、外部のメーカーや工場に委託する方法もあります。
取り扱う商品の性質によっても、どんな方法が良いのか変わりますが、様々な方法を検討した上で決めましょう。
ネットショップを作成するサービスを決める
あなたのネットショップを作成するサービスを決めます。
ネットショップを持つには、完全オリジナルでシステム開発する以外であれば、大きく以下の2つの選択肢があります。
- ECモールを利用する
- ネットショップ作成サービスを利用する
ECモールを利用とは、Amazonや楽天市場のようなサイトに出店する方法です。
知名度が高く、既に多くの利用者がいるので集客が期待できます。
しかし、同じECモール内に競合が多く、ECモールで決められている仕様やルールに従って運営する必要があります。
そのため、ECモールはリピーターを獲得しにくく、他店との差別化が図りにくいというデメリットがあります。
ネットショップ作成サービスを利用とは、「STORES」や「BASE」などのクラウド型のサービスを利用する方法です。
初心者でも簡単に、低コストでネットショップを作成・運営することができます。
ネットショップを作成するサービスを決めたら、利用するサービスを申し込みましょう。
商品写真を撮影する
ネットショップ作成サービスなど、利用するサービスに商品登録するためには商品写真が必須です。
仕入先に提供してもらえる場合もありますが、基本的には自分で撮影することになります。
商品写真のクオリティは、販売数に影響するので、コストを掛けてでもプロのカメラマンに撮影してもらうことをオススメします。
最近は、商品写真を格安で撮影してくれるサービスもあるので、そういったサービスを利用するもの1つの方法です。
また、商品写真は商品販売ページだけでなく、ネットショップのトップページや、商品やブランドのこだわりを紹介するページなどでも使用します。
そのため、商品そのものの写真だけでなく、商品ができるまでの過程を撮影した写真などもあった方が良いです。
商品を登録する
ネットショップ作成サービスなど、利用するサービスに商品を登録します。
商品の登録とは、商品名・商品写真・価格だけの登録ではありません。
ネットショップに訪れたユーザーに、商品の魅力を感じてもらえるような紹介文も要ります。
もし既に、実店舗のお客様や、商品モニターから「商品の感想」を収集できているなら、「お客様の声」として載せるのも有効です。
また、各商品の販売ページとは別で、商品やブランドのこだわりを紹介するためのページを作成した方が良いです。
文だけでなく、写真も載せて、商品やブランドのこだわりが伝わるページにしましょう。
決済方法を決めて準備する
ネットショップでは、豊富な決済方法を用意しておくことは重要です。
希望の決済方法が用意されていないために、購入を辞めてしまうお客様もいるからです。
ネットショップの決済では、定番のクレジットカード決済以外に、電子マネー決済・ネット銀行決済・キャリア決済・ID決済・後払い決済などがあります。
ネットショップを運営するサービスが決まっていれば、そのサービスが提供している決済方法や、提携できる決済サービスを確認してください。
ちなみに、ネットショップ作成サービスが独自提供している決済サービスであれば、審査不要で最短即日から利用開始できることも多いです。
決済方法を決めて、なるべくネットショップ開設と同時に、オンライン決済も利用開始できるよう準備しておきましょう。
配送や梱包の方法を決めて準備する
有形の商品を販売する場合は、どんな配送方法を採用するかを決めて、準備しなくてはいけません。
配送業者を決めるだけでなく、配送についての案内をネットショップに明記し、ネットショップのシステムに配送設定をしましょう。
また、梱包方法の準備もしっかりしておきましょう。
梱包方法が雑だと、商品が破損してクレームにつながる可能性がありますし、ネットショップ自体の印象も悪くなります。
雑な梱包のネットショップは、二度と利用されないでしょう。
しかし逆に、ネットショップの心配りを感じられる丁寧な梱包であれば、リピート客になってもらえる可能性を上げられます。
商品を丁寧に梱包するだけでなく、お客様への手紙を入れておくことも有効です。
集客をする
ネットショップを開設しただけで、勝手にお客様が訪れることはありません。
すべての準備ができて、ネットショップを開設することができたら、集客をします。
集客方法として代表的なものに、以下の方法があります。
- ブログ
- SEO対策
- SNS運営
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- アフィリエイト広告
- リマーケティング広告
- SNS広告
どの方法が適しているかは、商品の特性やターゲットなどによって異なります。
どれか1つだけでなく、複数組み合わせることも多いです。
ネットショップを開設した直後だと、どの方法が自店にとって効果が高いのか分からないと思うので、色々試してみましょう。
ネットショップ作成サービス
おすすめTOP 6を見る