会社・中小企業のホームページは自作で!作成方法やコツを解説
会社のホームページを自作するメリット&デメリットは?
会社のホームページを自作する方法は?
会社のホームページに載せるコンテンツって何?
今回は、会社・中小企業のホームページ自作に関する、上記のような疑問にお答えします。
本記事の内容
- 会社・中小企業がホームページを自作するメリット&デメリット
- ホームページの自作が適している会社・中小企業
- 会社・中小企業のホームページを自作できるサービス5選
- 会社・中小企業のホームページでよくあるコンテンツ
本記事の執筆者
こんにちは、ホームページ自作ラボ管理人のリュウです。
私は、現役のWebデザイナーとして、ホームページ制作会社の代表をしています。
本記事は、以下のような人にオススメです
- 会社のホームページを自作しようか迷っている
- 会社のホームページを自作する方法を知りたい
本記事を読むことで、会社・中小企業のホームページ自作について知ることができ、会社のホームページを自作するか検討するための判断材料になります。
結論を先に言うと
会社・中小企業のホームページは、自作することで多くのメリットがあります。
メリットがデメリットを上回る場合は、本記事や当サイトを参考にして、ぜひ自作に挑戦してみてください。
では、会社・中小企業のホームページ自作について徹底解説していきます!
このページの目次
会社・中小企業のホームページは必要?
会社・中小企業のホームページ自作について解説する前に「そもそもホームページは必要なのか?」という疑問にお答えします。
会社にとってホームページは、必ずしも必要なものではありません。
ただし、ホームページが不要なケースは、少数かつ特定の取引先を対象としていて、事業を拡大するつもりがないなど、特殊な事業がある場合です。
現代のインターネット社会において、多くの会社にとってホームページは必要不可欠です。
ホームページがあることにより信頼獲得や顧客獲得につながるので、事業の成長・発展に欠かせないツールになっています。
逆に、ホームページがないことにより、自社の商品やサービスの認知を、インターネットで広げられないデメリットがあります。
また「会社ならホームページがあって当たり前」と思っている人が多い世の中で、会社の信頼性にも悪影響です。
結論として、会社にとってホームページは必要性が高いツールと言えます。
事業をしていてホームページが不要なケースは、まれです。
売上アップを考えているならホームページは欠かせないですよね。
会社・中小企業がホームページを自作するメリット
会社・中小企業がホームページを自作するメリットは、以下の通りです。
- 作成&運営コストを圧倒的に低く抑えられる
- いつでも自由に更新やページ追加ができる
- ホームページ作成・運営のノウハウが社内で蓄積される
- 最短1日でホームページを完成・公開することも可能
作成&運営コストを圧倒的に低く抑えられる
ホームページ作成を制作会社などのプロに依頼すると、初期の制作費だけでも数十万円は掛かります。
そして、完成後には月額費用が数千円~数万円は掛かります。
小規模な会社であれば特に、高額な費用をホームページに掛けられないことも多いでしょう。
しかし、ホームページを自作すれば、作成&運営コストを圧倒的に低く抑えられます。
自作する方法によりますが、ホームページ作成サービスを使用するのであれば、初期費用¥0・月額費用¥1,000位でもホームページを持つことが可能です。
浮いたホームページ制作費は残しておいたり、他の支払いに使うことができます。
ホームページ作成の費用を圧倒的に低く抑えられるのは、自作する最大のメリットです。
ケタが違いすぎてビックリです。
いつでも自由に更新やページ追加ができる
基本的に、制作会社に作ってもらったホームページは自社で更新できません。
更新したり、ページ追加をしたい場合は制作会社に依頼することになります。
月額費用を払って更新代行の契約をしているなら追加費用なしで済みますが、そうでない場合は別途費用が掛かります。
そして、費用が掛かるだけでなく、少しの変更でも数日掛かってしまうことがあるので、今日すぐに更新してくてもできない可能性があります。
しかし、自作したホームページであれば、自社で最新情報をすぐに載せることができ、ホームページのメリットを活かした運営が可能です。
パンフレットなどの紙媒体と違い、いつでも、すぐに変更できるのがホームページの強みです。
変更に時間が掛かってしまうなら、ホームページ強みを活かしきれないですよね。
ホームページ作成・運営のノウハウが社内で蓄積される
初めてホームページ作成をして運営するなら、最初は分からないことが多く戸惑いもあると思います。
とは言え、小規模なホームページであれば、初心者でも十分運営できます。
自作であれば、経験を積み重ねて行く中で、ホームページ作成・運営のノウハウが社内で蓄積されるのは大きなメリットです。
メインの公式サイト以外に、LPやネットショップなど別サイトが必要になったときも、自社でスムーズに作れるようになっているでしょう。
制作会社に任せていると楽な面もありますが、いつまでも自社ではできないままです。
制作会社に任せ続けるということは、お金も外部に流れ続けるということですね。
最短1日でホームページを完成・公開することも可能
ホームページのボリュームなどによっても異なりますが、ホームページ作成をプロに依頼すると、完成まで2~4ヶ月前後は掛かります。
まずは打ち合わせをして、サイト設計を考えてトップページデザインを作って…と進んで行くので仕方のないことです。
急いでいないなら数ヶ月掛かっても困らないと思いますが、何かの事情で「数日後には必要」というケースもあるでしょう。
ホームページの自作であれば、初めてであっても数時間あれば完成できます。
そのため、作り始めた当日中に公開することも可能です。
載せる内容を考えながら、ゆっくり作って行っても、1周間前後で完成・公開できます。
起業時、急ぎでホームページが必要なときに助かりますよね。
会社・中小企業がホームページを自作するデメリット
会社・中小企業がホームページを自作するデメリットは、以下の通りです。
- 自社で作成する時間と手間が掛かる
- 素人感のあるデザインになるかもしれない
- 載せる内容などを自社で考える必要がある
自社で作成する時間と手間が掛かる
会社のホームページを自作するなら、ホームページ作成する時間と手間を取られることになります。
経営者自ら行うにしても、担当者を決めて任せるにしても、日常業務の中でホームページ作成の時間を作らなくてはいけません。
ホームページ作成は、作成作業そのものよりも、ホームページの構成を考えたり、原稿を用意する手間の方が大きいです。
なぜなら作成自体は、ホームページ作成サービスを利用すれば簡単にできるからです。
とは言え、プロに依頼しても結局は、打ち合わせや原稿作成に時間を取られることになります。
そのため実は、小規模なホームページなら自作した方が早く完成できて、時間を取られない場合が多いです。
制作会社に依頼するときのように「内容をプロに相談する」ということはできないので、自分で考えて作っていく必要があります。
少しの手間と時間を掛けてでも、大幅に費用を抑えられるなら、手間と時間を掛ける価値がありますね。
素人感のあるデザインになるかもしれない
ホームページを自作するのに一番心配なのは「素人感のあるダサいデザインにならないか?」ではないでしょうか。
確かに、自作する方法によっては、残念なデザインになる可能性はあります。
しかし、ホームページ作成サービスを利用すれば、豊富なデザインテンプレートから選んで作れるので、デザインの心配は不要です。
プロのデザイナーが作成したデザインを使用できるので、会社にとって大切な信頼感のあるホームページを持てます。
実はプロに依頼しても、イマイチなデザインのホームページになる場合もあります。
デザインテンプレートを使って自分で作った方が、確実かもしれませんね。
載せる内容などを自社で考える必要がある
ホームページを自作するということは、ホームページに載せる内容を自社で考えなくてはいけません。
「どういうページを作るか?」「何を書こうか?」などです。
しかし、ホームページをプロに依頼するにしても、すべてプロに丸投げはできず、載せる内容や原稿は自社で考えなくてはいけません。
プロに相談できるので少しは楽だと思いますが、自社として「どういうホームページにすべきか?」は一緒に考えることが大切です。
もし、ホームページに載せる内容が思いつかない場合は、同業他社のホームページを見ればヒントを得られます。
もちろん丸パクリはNGですが、どういうページを作っているのかや、アピール方法など参考にするだけなら大丈夫です。
初心者がゼロから考えるのは難しいです。同業他社のホームページを見て考えれば、より早く考えがまとまります。
他社のホームページを自由に見れるのは、インターネットの良いところですよね。
ホームページの自作が適している会社・中小企業
ホームページの自作が適している会社・中小企業は、以下の通りです。
- ホームページに大きな費用を掛けられない会社
- オリジナルデザインにはこだわらない会社
- 一般的なホームページを作りたい会社
- 小規模なホームページを作りたい会社
ホームページに大きな費用を掛けられない会社
ホームページ作成サービスを利用して自作すれば、初期費用¥0・月額費用¥1,000前後でホームページを持つことが可能です。
ホームページ制作に数十万円などの大きな費用を掛けられない、もしくは掛けたくない会社は自作が適しています。
と言うより、自作の選択しかないでしょう。
オリジナルデザインにはこだわらない会社
ホームページ作成サービスを利用して自作すれば、豊富なデザインテンプレートから選んで作れるのがメリットです。
選んだテンプレートをカスタマイズして、個性を出せるサービスもあります。
しかし、ベースがテンプレートである以上、オリジナルデザインではありません。
それでも「オリジナルデザインにはこだわらない」という会社であれば、自作が適しています。
一般的なホームページを作りたい会社
どこまでが一般的なのか線引きは難しいですが、特殊な機能が付いていたり、変わった仕様でなければホームページの自作で対応できます。
要は、ホームページ作成サービスの機能の範囲内で作れるホームページです。
小規模なホームページを作りたい会社
全部で10ページ位までの小規模なホームページであれば、ホームページの自作が適しています。
10ページ位のホームページであっても、プロに依頼すると30~50万円位は掛かってしまいますが、自作すれば月額¥1,000前後のランニングコストのみで可能です。
また、小規模なホームページであれば、初心者でもすぐに作りやすいので、自社で作ることがオススメです。
ホームページの自作が適していない会社・中小企業
ホームページの自作が適していない会社・中小企業は、以下の通りです。
- 自作する時間や手間を掛けていられない会社
- オリジナルデザインにこだわりたい会社
- プロに相談してコンセプトやサイト構成から考えたい会社
- 大規模なホームページを作りたい会社
自作する時間や手間を掛けていられない会社
自作すれば格安の費用で済むとは言え、ホームページ作成にまったく時間を掛けられない会社であれば、自作は適していません。
小規模のホームページであれば、自作でも最短1日で完成できますが、超多忙であれば短時間でも無理かもしれません。
費用を掛けてでもプロに依頼した方が、気楽で良いと思います。
オリジナルデザインにこだわりたい会社
テンプレートを使わず、オリジナルデザインにこだわりたい会社は、プロに依頼した方が良いです。
ホームページ作成サービスなどを利用するとなると、どうしてもテンプレートを選んで作ることになるので、オリジナルにはなりません。
プロに希望を伝えて、自社のためだけのデザインを作ってもらってください。
プロに相談してコンセプトやサイト構成から考えたい会社
プロに依頼したい場合は、ホームページのコンセプトやサイト構成から相談して作ることができます。
プロならではの、マーケティングやブランディングを考慮した意見をもらえ、より成果を出せるホームページが完成する可能性はあります。
ただ、このあたりは制作会社や担当者のスキル次第でピンキリです。
良い制作会社に出会えたら「高額な費用を支払ってでも依頼して良かった」と思えるかもしれません。
大規模なホームページを作りたい会社
大規模なホームページを作りたいのでしたら、自作は適していません。
どこからが大規模なホームページになるのか線引きが難しいですが、30ページ以上あるならプロに依頼した方が良いです。
大規模でも自作できなくはないのですが、単にページを増やしていくだけではユーザー導線が悪くなり、使いづらいホームページになってしまいます。
大規模な場合は、よりサイト設計が重要になるので、初心者が自作するには難しくなります。
会社・中小企業のホームページを自作できるサービス5選
会社・中小企業のホームページを自作できるサービスをご紹介します。
以下でご紹介するホームページ作成サービスは、どれも初心者でも簡単に使えるので、簡単に会社のホームページを作れます。
ジンドゥー(Jimdo)
運営会社 | 株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズ |
---|---|
無料プラン | あり |
最安の有料プラン | ジンドゥークリエイターの[PROプラン]月額¥965 |
テンプレート数 | 40種類以上 |
ジンドゥーはドイツで誕生したホームページ作成サービスで、世界で3200万以上のサイトがジンドゥーで作成されています。
そして、日本でも200万以上のユーザーに利用されている人気のサービスです。
ジンドゥーは会社のホームページとしても、たくさん利用されています。
特に、AIがホームページ作成してくれる「AIビルダー」は超簡単にホームページ作成できるので、パソコンが苦手な人にもオススメです。
ジンドゥーはホームページに必要な機能はしっかり備わっていますが、機能が無駄に多すぎることがないので、迷わず操作しやすいです。
ジンドゥー(Jimdo)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
Wix(ウィックス)
運営会社 | Wix.com Japan株式会社 |
---|---|
無料プラン | あり |
最安の有料プラン | ホームページプランの[ベーシックプラン]月額¥990 |
テンプレート数 | 約800種類 |
Wixは、イスラエルで誕生したホームページ作成サービスで、世界190ヶ国で2億人以上もの利用者がいます。
そして、日本でも300万人以上に利用されている超人気のサービスです。
Wixはテンプレート数が約800種類と圧倒的に多く、幅広い業種や種類のホームページに合うテンプレートが用意されています。
また、250以上もある多様な機能を簡単に追加できるので、目的に合わせて理想のホームページへとカスタマイズすることが可能です。
多機能で本格的な会社のホームページを、誰でも簡単に作れる魅力的なサービスです。
Wix(ウィックス)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
ペライチ
運営会社 | 株式会社ペライチ |
---|---|
無料プラン | あり |
最安の有料プラン | [ライトプラン]月額¥1,465~ |
テンプレート数 | 約400種類 |
ペライチは2015年に開始された、比較的新しい純国産のホームページ作成サービスですが、既に40万人を超えるユーザーが登録しています。
ペライチの名称のイメージ通り、小規模のホームページや、それこそ1ページのみで縦長のホームページ作成が得意なサービスです。
LP(ランディングページ)と呼ばれる、商品やサービスの紹介を1ページほどでまとめたWebページの作成にも最適です。
小規模のホームページが得意ですが、最大で20ページまでのホームページを公開できます。
そして、会社の公式サイト以外で、期間限定で公開する新商品やキャンペーンのページとしても活用できます。
ペライチの評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
グーペ(Goope)
運営会社 | GMOペパボ株式会社 |
---|---|
無料プラン | なし |
最安の有料プラン | [ライトプラン]月額¥1,100~ |
テンプレート数 | 35種類以上 |
グーペは、純国産のホームページ作成サービスで、10万人以上の利用者がいます。
元々は飲食店向けのホームページ作成サービスでしたが、今は飲食店以外の店舗を始め、会社のホームページにも使えるサービスになっています。
グーペは、無駄に機能が多くなく、ホームページ作成サービスの中でも特に初心者が使いやすいです。
月額¥3,300から利用できる[スタンダードプラン]限定ですが、電話サポートもあるので、マニュアルページだけでは不安な人も安心です。
グーペ(Goope)の評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
とりあえずHP
運営会社 | 株式会社smallweb |
---|---|
無料プラン | なし |
最安の有料プラン | 月額¥2,970 |
テンプレート数 | 200種類以上 |
とりあえずHPは、2009年からサービス提供を開始している、純国産のホームページ作成サービスです。
余り派手に宣伝はしていないですが、既に22,000人以上の利用者がいます。
とりあえずHPは、クオリティが高いデザインばかりで、プロに依頼して作ったようなデザインのホームページを持てます。
しかも、テンプレートが200種類以上もあり会社向きのデザインも多いので、きっと気に入るデザインを見つけられます。
また、とりあえずHPは「簡単に作れる」を徹底研究して開発されたホームページ作成サービスなので、超初心者でも使いやすいです。
とりあえずHPの評判は!? 特徴・メリット・デメリットを徹底解説!
会社・中小企業のホームページでよくあるコンテンツ
会社・中小企業のホームページでよくあるコンテンツを「必要なページ」と「あった方が良いページ」に分けて解説します。
各コンテンツが1つのページになっていることが多いですが、1つのページに複数のコンテンツが掲載されているケースもあり得ます。
必要なコンテンツ
会社・中小企業のホームページで、最低限必要なコンテンツです。
どんなに小規模なホームページであったとしても、以下のコンテンツは必要です。
- トップページ
- 会社概要
- 事業紹介
- お問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー
トップページ
トップページは、ホームページの入口であり顔です。
サイト訪問者が知りたい情報をすぐに見つけられたり、下層ページ(トップページ以外のページ)へスムーズに移動できるように工夫しましょう。
お知らせやブログなどの新着記事を、トップページから見てもらえるようにすることも大切です。
会社概要
会社概要は、会社の信頼性に影響する重要なコンテンツです。
不信感を与えず、むしろ信頼感を上げることを意識して作成してください。
会社概要に記載する、一般的な内容は以下の通りです。
以下の項目すべてを載せる必要はないですが、掲載可能な項目は載せておきましょう。
会社名 | 会社名を日本語と、できれば英語も記載。(株)と略せず株式会社と記載する。 |
---|---|
代表者名 | 代表者の役職と氏名を漢字で記載。 |
所在地 | 本社の所在地を郵便番号から記載。分かりやすいイラストマップか、Googleマップ埋め込みもあると良い。 |
電話番号 | 代表番号を記載。 |
設立年月日 | 法人設立日を記載。創業年月日が異なる場合は併記する。 |
事業内容 | 事業内容を端的に記載。定款の内容を転記でも良い。 |
資本金 | 資本金額を記載。 |
従業員数 | 従業員を社員・アルバイトなどに分けて記載。 |
主要取引先 | 主要取引先名を正式名称で箇条書き。 |
取引銀行 | 主要取引銀行名を正式名称で箇条書き。 |
許可・登録・免許 | 事業内容に関連する許可・登録・免許などがある場合は記載。 |
所属団体 | 商工会議所や協会など、会社として所属している団体がある場合は記載。 |
事業紹介
事業紹介は、会社が提供している商品やサービスを紹介するコンテンツです
ホームページに載っている事業紹介を見て「申し込もうか」「問い合わせしてみようか」などの判断をされます。
単に商品やサービスを並べておくだけでなく、競合他社と比較されても自社を選んでもらえるように内容を充実させましょう。
実績や事例が豊富にある場合は、事業紹介とは別に「実績(事例)紹介ページ」を作成することがオススメです。
お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームがあれば、営業時間に関係なく24時間365日いつでも問い合わせできるので便利です。
お客様にとって、電話を掛けて問い合わせるよりも心理的な負担が少なく、気軽に問い合わせできるメリットがあります。
逆に会社にとっては、営業時間外でも問い合わせを受け付けられるので、機会損失を防げるメリットがあります。
また、問い合わせすべてが電話で来ることがなくなるので、電話対応の負担を減らせます。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーは「個人情報保護方針」と呼ばれることも多く、会社としての個人情報の取扱い方法や、プライバシーへの配慮を示すための指針です。
お問い合わせフォームを設置する場合は、セットでプライバシーポリシーが必要になります。
なぜなら、お問い合わせフォームで氏名や連絡先などを送信するので、個人情報の取り扱いについて明示することが重要だからです。
安心して問い合わせてもらうためにも、プライバシーポリシーは載せておきましょう。
こちらで紹介した「必要なコンテンツ」は、業種や規模にかかわらず基本的に、どの会社でも必要です。
急ぎでホームページを公開したい場合は、まず「必要なコンテンツ」のみを作って公開すれば良いですね。
あった方が良いコンテンツ
会社・中小企業のホームページで、できればあった方が良いコンテンツです。
事業内容などによっては不要な場合もありますが、自社のホームページで載せられそうなコンテンツは載せておきましょう。
- 会社案内
- お知らせ / ブログ
- 事例・実績紹介
- お客様の声
- よくあるご質問
- 採用情報
- 社員紹介
会社案内
会社案内は、「必要なコンテンツ」で解説した「会社概要」よりも、会社についての案内を充実させたコンテンツです。
会社について、より詳しく紹介し、信頼性の向上を図ります。
よく会社案内に載せてある内容は、以下の通りです。
信頼性アップのために、顔写真付きで社長のメッセージを載せることはオススメです。
- 会社概要
- 企業理念
- 会社沿革
- 社長のメッセージ
- 会社独自の取り組み紹介
- 組織図
- グループ会社の紹介
- 会社案内の動画
お知らせ / ブログ
お知らせは、自社の商品やサービスに関連する情報を発信するコンテンツです。
ブログのように、記事を投稿していく形式のページであることが多いです。
お知らせとブログを兼ねているページになっていることも多く、その中でカテゴリー分けして情報を探しやすくすると便利です。
また、新着数件の記事タイトルが、自動的にトップページに載るようにしておけば、トップページを訪れたユーザーに見てもらいやすいです。
ちなみに、良質な記事を増やすことはSEO対策の一つにもなり、検索されたときに自社のホームページを見つけてもらいやすくなります。
事例・実績紹介
事例・実績紹介は、自社の商品やサービスに関連する事例や、実績を紹介するコンテンツです。
商品やサービスの効果を、よりリアルにイメージできるようになるので、成果につながる可能性を高められます。
また、事業紹介でアピールした内容の「証明」みたいなもので、事例や実績がたくさん載っていると信頼性UPにもつながります。
読みやすくイメージしやすいように、写真を活用しましょう。
注意点として、載せる事例や実績は、お客様の許可を得てから載せるようにしてください。
お客様の声
お客様の声は、自社の商品やサービスを利用いただいたお客様の感想を載せるコンテンツです。
「事例・実績紹介」に近いものがあり、同様の効果を期待できます。
もし可能なら、お客様の直筆メッセージや顔写真も載っていると「お客様の声」の信用性が上がり、より効果を期待できます。
なお、お客様の声も必ず、お客様の許可を得てから載せるようにしてください。
よくあるご質問
よくあるご質問は、お客様からよくある質問や、想定できる質問と回答を載せるコンテンツです。
よくある質問を載せることで、サイト訪問者の疑問を解消し、満足度を高められます。
他のコンテンツでは載せきれない内容を載せることで、自社のアピールができます。
また、よくある質問を載せておくことで、お問い合わせの数を減らす効果も期待できます。
多くの人が知りたいことは傾向がありますが、同じ質問に対して何度も対応する手間を省け、業務効率を上げられます。
採用情報
採用情報は、自社の採用情報に関するコンテンツです。
会社のホームページを見る人は、就職を検討していたり、就職先を探している人も少なくありません。
募集要項だけではなく、社長からのメッセージ、社員の声、1日の仕事の流れなども載せておくと、応募数アップにつながります。
募集中の職種がある場合は、必ず載せておきましょう。
社員紹介
社員紹介は、実際に自社で働いている人を紹介するコンテンツです。
顔写真と名前を載せるだけではなく、仕事に対する心構えなども載せることで、会社への好感度を上げる効果が期待できます。
ここで紹介した「あった方が良いコンテンツ」は、なくても大丈夫ですが、作っている会社は多いです。
一気にすべてを作らなくても、一旦公開した後に、少しずつ増やして行っても良いですよね。
会社・中小企業のホームページ自作 まとめ
今回は、会社・中小企業のホームページ自作について徹底解説しました。
会社・中小企業のホームページは、自作することで多くのメリットがあります。
メリットがデメリットを上回る場合は、本記事や当サイトを参考にして、ぜひ自作に挑戦してみてください。